2007年11月25日
PEラインに感度を求める幻想 【感度の定義と解釈】
PEラインは伸びがないから感度が鋭い
PEラインを購入する「動機」として最も多いのはこれだろう。
「伸びがないから感度が鋭い」

しかしながら試してみたら感度が鋭すぎて、「情報量が多すぎ・・」というテスト結果を良く目にする。
そういったレポートはPEラインばかり使用する私の目から見てもやはり正しい。
伸びないPE(メインライン)を直結かフロロリーダーをちょこっと入れたケースでは、エリアトラウトに使ったならば当たり前のようにそういう結果になるのだ。
PEなんて使えないじゃん!!
そう、伸びない感度を求めたPEライン導入は必ず失敗する。
ここで矛盾を感じたあなたは頭が良いと思うよ。
PEラインを使い続ける人達は、感度とは何か?の定義が既に違っているのだ。
PEラインを購入する「動機」として最も多いのはこれだろう。
「伸びがないから感度が鋭い」

しかしながら試してみたら感度が鋭すぎて、「情報量が多すぎ・・」というテスト結果を良く目にする。
そういったレポートはPEラインばかり使用する私の目から見てもやはり正しい。
伸びないPE(メインライン)を直結かフロロリーダーをちょこっと入れたケースでは、エリアトラウトに使ったならば当たり前のようにそういう結果になるのだ。
PEなんて使えないじゃん!!
そう、伸びない感度を求めたPEライン導入は必ず失敗する。
ここで矛盾を感じたあなたは頭が良いと思うよ。
PEラインを使い続ける人達は、感度とは何か?の定義が既に違っているのだ。
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2007年06月22日
この夏の選択 【スナップ結束強度】
結果が出てから書く予定だったけど・・・
余りの暑さにグロッキーです・・・。
それでも釣りに行った去年は目的とするターゲットがいたからだけど、今年はそんなの皆無!
正直、強烈な日射しにドラキュラ男は耐えらそうもありません(苦笑)
上手く行ってから公開する予定だった「スプーンのスナップ結束強度を上げる」実験も全然する気配がない・・・。
そこで!
今の時点(手で切れるまで実験)で実用できそうなのを先に公開しちゃって、良ければ皆さんのネタにしてもらおうか??
これが夏の選択の1つ!(手抜き??)
ちらりと公開・・・・
余りの暑さにグロッキーです・・・。
それでも釣りに行った去年は目的とするターゲットがいたからだけど、今年はそんなの皆無!
正直、強烈な日射しにドラキュラ男は耐えらそうもありません(苦笑)
上手く行ってから公開する予定だった「スプーンのスナップ結束強度を上げる」実験も全然する気配がない・・・。
そこで!
今の時点(手で切れるまで実験)で実用できそうなのを先に公開しちゃって、良ければ皆さんのネタにしてもらおうか??
これが夏の選択の1つ!(手抜き??)
ちらりと公開・・・・
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2007年06月19日
ライン表記の不思議 【表記が正しいの?】
0.165mm、0.148mm、0.128mm、0.117mm
この数字、どれを買うべきか?穴が空くほどラインのパッケージをガン見するエリアマンには見慣れた値だろう(笑)
微妙に数値が違うラインもあるが、ラインの直径を示す値は、
0.165mm
0.148mm
0.128mm
0.117mm
なんてのが一般的で、その中間なんてのは・・ほとんど見あたらない。
元来、号数表記は太さを示す規格だ。
それに対してlb(ポンド)表記は強さを示す規格だが、IGFA規格も絡んでライン選びを分かりにくくしている。
確かに同じ太さで確実に強いラインはあったし、今ならPEラインあたりが同じ強さなら絶対的に細いわけで、単なる号数表記だけではラインの強さが分かりにくい。
ただ、ふと思うときがある・・・。
0.5lb刻みの表記、
ほんとに0.5lb違うのだろうか??
同じ銘柄のラインであれば同じ素材を使用していると仮定して、その号数表記や直径(dia)との関連を比較してみると・・・あることに気がつく。
この数字、どれを買うべきか?穴が空くほどラインのパッケージをガン見するエリアマンには見慣れた値だろう(笑)
微妙に数値が違うラインもあるが、ラインの直径を示す値は、
0.165mm
0.148mm
0.128mm
0.117mm
なんてのが一般的で、その中間なんてのは・・ほとんど見あたらない。
元来、号数表記は太さを示す規格だ。
それに対してlb(ポンド)表記は強さを示す規格だが、IGFA規格も絡んでライン選びを分かりにくくしている。
確かに同じ太さで確実に強いラインはあったし、今ならPEラインあたりが同じ強さなら絶対的に細いわけで、単なる号数表記だけではラインの強さが分かりにくい。
ただ、ふと思うときがある・・・。
0.5lb刻みの表記、
ほんとに0.5lb違うのだろうか??
同じ銘柄のラインであれば同じ素材を使用していると仮定して、その号数表記や直径(dia)との関連を比較してみると・・・あることに気がつく。
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2007年06月14日
スプーン結束の意外な話
結束どうしていますか??
仲良くなったアングラーに聞くことありますよね?
相手の実力次第??(笑) まあ、それはおいといて・・・
答えはだいたい「ハングマンズノット」がどうとか、「パロマーノット」がどうとか、直結か?スナップ派か?とかそんな感じ。
聞いてる方も
それは大抵想定範囲のハズだ!(笑)
あほあほルアーマンをご愛読の皆さんなら、ここでその手の「想定範囲内の記事」は期待していない!・・・と思う(笑)
もっと裏の話が聞けると思っているよね?
なんたって「意外な話」なんだから
そう!タイトルに詐り(いつわり)無し!!
結束強度の基本と、それを調べる方法を交えながら「結束強度」について、スプーンを結ぶ意外な話をしようではないか。
えっ?、今どきのブログはタイトル詐称の記事が多いのはどうしてかって??・・・それは、三ツ木左右衛門に聞かれてもわからんから!その手のコメントはしないようにね!!(笑)
仲良くなったアングラーに聞くことありますよね?
相手の実力次第??(笑) まあ、それはおいといて・・・
答えはだいたい「ハングマンズノット」がどうとか、「パロマーノット」がどうとか、直結か?スナップ派か?とかそんな感じ。
聞いてる方も
それは大抵想定範囲のハズだ!(笑)
あほあほルアーマンをご愛読の皆さんなら、ここでその手の「想定範囲内の記事」は期待していない!・・・と思う(笑)
もっと裏の話が聞けると思っているよね?
なんたって「意外な話」なんだから
そう!タイトルに詐り(いつわり)無し!!
結束強度の基本と、それを調べる方法を交えながら「結束強度」について、スプーンを結ぶ意外な話をしようではないか。
えっ?、今どきのブログはタイトル詐称の記事が多いのはどうしてかって??・・・それは、三ツ木左右衛門に聞かれてもわからんから!その手のコメントはしないようにね!!(笑)
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2007年05月27日
ラインブレイク数をチェック 【ダメージ度合い?】
ラインブレイクはアングラー最大のダメージ
2006年の2月だったか・・細いラインを使い始めてアワセ切れが連発したのは。
管理釣り場のトラウトを釣り始めて3ヶ月に満たない頃のことだ。
ベイトのバスロッドに、PE+3~4lbナイロンリーダーの組み合わせは、
そりゃ、もう!切れた!
【切れた頃の写真?w】

だからラインシステムを色々考え、アワセも変えてアジャスト作業。
それが功を奏したか?
今日で閉鎖のフィッシュオン王禅寺1stポンドだが、昨年OPENした2006年10月7日からの「ラインブレイク」を掘り返してみる。
2006年の2月だったか・・細いラインを使い始めてアワセ切れが連発したのは。
管理釣り場のトラウトを釣り始めて3ヶ月に満たない頃のことだ。
ベイトのバスロッドに、PE+3~4lbナイロンリーダーの組み合わせは、
そりゃ、もう!切れた!
【切れた頃の写真?w】

だからラインシステムを色々考え、アワセも変えてアジャスト作業。
それが功を奏したか?
今日で閉鎖のフィッシュオン王禅寺1stポンドだが、昨年OPENした2006年10月7日からの「ラインブレイク」を掘り返してみる。
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2007年05月22日
PEラインを使い始めた頃のこと 【都市伝説も?】
10年以上前のバスマスターズ勝者の弁
何年だったかはすっかり忘れたが、ふらっと立ち読みしたBASSER誌で「新しいライン」についてのインプレッションが目に付いた。
それはバスマスターズで優勝したアングラーの弁で、16lbラインの太さで40lbの強度があるラインを使い優勝出来た!・・・というものだった。
多いに興味を惹かれたが、まだ市販もされていないラインで、特徴は「扁平(へんぺい)」であることと、その異常なまでの強度だ。
ほどなくしてそんなラインが釣具店に並んだ。
スパイダー・・・それは鋼鉄より強い糸!
なんてふれこみで超高価!(笑) 超強力!蜘蛛の糸は鋼鉄より強い!、最後が良くわからんが(笑)、瞬時にこのラインが例のアレだと気がついた。
だが、この時スパイダーを買うことはなかった。
店員のある言葉が気になったから・・・・
・・・SiCガイド削れるらしいです
何年だったかはすっかり忘れたが、ふらっと立ち読みしたBASSER誌で「新しいライン」についてのインプレッションが目に付いた。
それはバスマスターズで優勝したアングラーの弁で、16lbラインの太さで40lbの強度があるラインを使い優勝出来た!・・・というものだった。
多いに興味を惹かれたが、まだ市販もされていないラインで、特徴は「扁平(へんぺい)」であることと、その異常なまでの強度だ。
ほどなくしてそんなラインが釣具店に並んだ。
スパイダー・・・それは鋼鉄より強い糸!
なんてふれこみで超高価!(笑) 超強力!蜘蛛の糸は鋼鉄より強い!、最後が良くわからんが(笑)、瞬時にこのラインが例のアレだと気がついた。
だが、この時スパイダーを買うことはなかった。
店員のある言葉が気になったから・・・・
・・・SiCガイド削れるらしいです
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2007年05月07日
PEラインとリーダーの結束 【三ツ木ノットⅡ】
強くてコブの小さいノットが欲しい
PEラインとリーダーの結束は、普通の結びじゃ上手く行かない。
ナイロン同士を結ぶノットでは、「簡単に抜ける」。
サージャンノットは抜けないけれど、
コブが大きい・・。
ガイドが小さくなればなるほどに、今まで気にならなかったディテールは「コツン」と違和感を覚えるし、もしスピニングリールに巻き込むなら、ノットが小さくないと「トラブルの元」にもなる。
強くてコブの小さい結び??そんなのがあるのか??
・・あるのだ
PEラインとリーダーの結束は、普通の結びじゃ上手く行かない。
ナイロン同士を結ぶノットでは、「簡単に抜ける」。
サージャンノットは抜けないけれど、
コブが大きい・・。
ガイドが小さくなればなるほどに、今まで気にならなかったディテールは「コツン」と違和感を覚えるし、もしスピニングリールに巻き込むなら、ノットが小さくないと「トラブルの元」にもなる。
強くてコブの小さい結び??そんなのがあるのか??
・・あるのだ
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2007年03月06日
ラインは必ず切れる物 【ラインシステム】
ラインシステムは何のため?
PEラインにリーダーを付けるようになってから早1年。最初はリーダーがブチブチ切れるのが最大の問題だった。だが、少しするとラインシステムというのはアングラーの「意図」を割と簡単に反映することができるのだと気がついた・・。
PEならリーダーに伸びを意図的に組み込むことで、「切れない・バレ無い」ラインシステムを目指すことも出来るし、ナイロンなら細めのフロロで「見切られにくい・水中で目立たない」ラインシステムを目指すことも出来る。
そして、ラインシステムの話でよく見かけるのは、
目一杯引っ張ってどこから切れるか??
というもの・・。
しかし、これ・・・根掛かりの切れ方でしかない。
確かに大きな魚がラインをブチ切ることはあるが、そこにはドラグが介在しており、手で引っ張った時のような目一杯力を掛けた切れ方は、釣り場ではほとんどない。経験上から言うと、ショック切れか結び目からの抜けが多いのだが・・どうだろう?
抜けはともかく、リーダーが短すぎるとショック切れは多くなる。そして、切れるところはいつも同じだ。
PE付近のリーダーが切れる。
意図的にリーダーのlb数をPEより落としているから、リーダーが先に切れるのは当然。また、ショックが一番掛かるのはルアー付近ではなく、PEとの結び目近くだから・・これも想定範囲内 (古い?)のことだ。
PEラインにリーダーを付けるようになってから早1年。最初はリーダーがブチブチ切れるのが最大の問題だった。だが、少しするとラインシステムというのはアングラーの「意図」を割と簡単に反映することができるのだと気がついた・・。
PEならリーダーに伸びを意図的に組み込むことで、「切れない・バレ無い」ラインシステムを目指すことも出来るし、ナイロンなら細めのフロロで「見切られにくい・水中で目立たない」ラインシステムを目指すことも出来る。
そして、ラインシステムの話でよく見かけるのは、
目一杯引っ張ってどこから切れるか??
というもの・・。
しかし、これ・・・根掛かりの切れ方でしかない。
確かに大きな魚がラインをブチ切ることはあるが、そこにはドラグが介在しており、手で引っ張った時のような目一杯力を掛けた切れ方は、釣り場ではほとんどない。経験上から言うと、ショック切れか結び目からの抜けが多いのだが・・どうだろう?
抜けはともかく、リーダーが短すぎるとショック切れは多くなる。そして、切れるところはいつも同じだ。
PE付近のリーダーが切れる。
意図的にリーダーのlb数をPEより落としているから、リーダーが先に切れるのは当然。また、ショックが一番掛かるのはルアー付近ではなく、PEとの結び目近くだから・・これも想定範囲内 (古い?)のことだ。
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2006年12月28日
PEラインにリーダーを付ける理由【ノット解説付き】
ファイヤー・クリスタルは半透明だからリーダーが不要?
バークレー社のHPを覗くと、ファイヤーライン・クリスタルは、リーダーなしで使えることがセールストークのようだが・・。
つまり、透明だから今までのようにリーダーを付ける必要がない?
リーダーを付ける目的が、「透明じゃないから・・」と言う部分に絞った話なら、もちろんそれで正解だろう。
しかし、それ以外にもリーダーを付ける目的はあったはず。
以前はバス用に2~3号のPEラインを直結していたが、1号以下のPEを使う管理釣り場のトラウトでは、リーダー無しではいられない。
透明かどうか以前に、幾つかの問題をPEラインは抱えているからだ。
バークレー社のHPを覗くと、ファイヤーライン・クリスタルは、リーダーなしで使えることがセールストークのようだが・・。
つまり、透明だから今までのようにリーダーを付ける必要がない?
リーダーを付ける目的が、「透明じゃないから・・」と言う部分に絞った話なら、もちろんそれで正解だろう。
しかし、それ以外にもリーダーを付ける目的はあったはず。
以前はバス用に2~3号のPEラインを直結していたが、1号以下のPEを使う管理釣り場のトラウトでは、リーダー無しではいられない。
透明かどうか以前に、幾つかの問題をPEラインは抱えているからだ。
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2006年10月22日
伸びるラインのその訳は?
伸びるリーダーを探していて気が付いたことがある
伸びるラインの方が切れない・・。
ナイロンだけで比べた範囲のことだから、フロロとかは別にして欲しい。
同じポンド数でも、線径が太かったり細かったりするが、感じた範囲では同じlb数で線径が太いラインの方が伸びる。
ベイト+PEで、アワセ切れが多くて困っていた頃に、いろんなナイロン・ラインをリーダーにして使ってきた。
そして、それぞれのラインを同じくらいの長さに切って、物干し竿から吊し、手で引っ張って確かめていった。
それぞれのナイロン・ラインに感じたことは、伸びの距離自体ではなく、
どの程度力を入れたら伸び始めるか?
というのが随分違う点。
低伸度のラインは、少しの力ではあまり伸びないが、「これ以上伸びない!」ところの長さ(伸び)は、比較的伸びるラインと大して違いがなかったのも驚いた。
伸びるラインの方が切れない・・。
ナイロンだけで比べた範囲のことだから、フロロとかは別にして欲しい。
同じポンド数でも、線径が太かったり細かったりするが、感じた範囲では同じlb数で線径が太いラインの方が伸びる。
ベイト+PEで、アワセ切れが多くて困っていた頃に、いろんなナイロン・ラインをリーダーにして使ってきた。
そして、それぞれのラインを同じくらいの長さに切って、物干し竿から吊し、手で引っ張って確かめていった。
それぞれのナイロン・ラインに感じたことは、伸びの距離自体ではなく、
どの程度力を入れたら伸び始めるか?
というのが随分違う点。
低伸度のラインは、少しの力ではあまり伸びないが、「これ以上伸びない!」ところの長さ(伸び)は、比較的伸びるラインと大して違いがなかったのも驚いた。
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2006年10月10日
微妙なアタリをPEラインで感じてみる
フィッシュオン王禅寺1stポンドOPENの日だから もう何日も前の話
ポンドOPENの朝イチってものすごく良く釣れる。
だから試したい物を目一杯持って行ったのだが・・・、やはりハズレも多かった(笑)
この日試した中で面白かった、というか発見があったのが、あのPEラインによるスプーンのリトリーブ。

釣れる釣れないも大事だが、初心者という肩書きの「チャレンジャー」は、新たな発見を求めて、またも少々変わった物を試してきたのだった。
ポンドOPENの朝イチってものすごく良く釣れる。
だから試したい物を目一杯持って行ったのだが・・・、やはりハズレも多かった(笑)
この日試した中で面白かった、というか発見があったのが、あのPEラインによるスプーンのリトリーブ。
釣れる釣れないも大事だが、初心者という肩書きの「チャレンジャー」は、新たな発見を求めて、またも少々変わった物を試してきたのだった。
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2006年10月03日
激細PEのノットを考える
PEとリーダーを結ぶノットは色々とあるが・・・
結局、PEでどのノットを選ぶかってのは、ナイロン以上に「目的別」という意識が強いと思う。
1つ覚えれば万能ではなく、どうしても1つのノットでは対応出来ないケースが多い。
ここで紹介する激細PEと2~4lbのナイロンを結ぶノットなんて、普通に紹介されてるノットでは絞め込む事は出来ないから出てきたものだし「目的」が弱い力で絞め込むことである以上、他の部分では欠点もある。

異なる事例として、前に紹介したのは、リーダーが東レの生分解ライン(4lb=1.5号)なんてのだったわけだが、これは結ぼうとすると激しくよれる・・ってか極端につぶれに弱い。
こういうラインでユニノットなんかやると、結び目の近くはみごとに豚のしっぽ(クルクル)になるのは確実。
ラインの欠点が露呈しないノットがPEとリーダーには必要だと思う。
では、激細PE+2~4lbのナイロンを結んでみよう。
結局、PEでどのノットを選ぶかってのは、ナイロン以上に「目的別」という意識が強いと思う。
1つ覚えれば万能ではなく、どうしても1つのノットでは対応出来ないケースが多い。
ここで紹介する激細PEと2~4lbのナイロンを結ぶノットなんて、普通に紹介されてるノットでは絞め込む事は出来ないから出てきたものだし「目的」が弱い力で絞め込むことである以上、他の部分では欠点もある。
異なる事例として、前に紹介したのは、リーダーが東レの生分解ライン(4lb=1.5号)なんてのだったわけだが、これは結ぼうとすると激しくよれる・・ってか極端につぶれに弱い。
こういうラインでユニノットなんかやると、結び目の近くはみごとに豚のしっぽ(クルクル)になるのは確実。
ラインの欠点が露呈しないノットがPEとリーダーには必要だと思う。
では、激細PE+2~4lbのナイロンを結んでみよう。
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2006年04月14日
PEライン(3) コーティング
出た当時のPEは、コーティングなんて無かったけど 今のPEはコーティングで選ぶのが普通になりましたね。
根ズレ強度やすべり、そして張りがあるかどうかなんて言うのも、このコーティングが大いに関係しています。
コーティングの好みで選ぶのが現在のPE選びの基本になっているのではないでしょうか?
使った物を中心に特徴的なラインを紹介します。

東レ ソルトライン シーバスPE
巻き癖のないしなやかなラインが好きな人はコーティング無しを選びます。
トップウォータープラグをメインに使う人は、強さがドウトカより「しなやかでクセがない」事が重要なのです。
キャスト切れやアワセ切れ、そしてバックラッシュや結び目からの回復のしやすさを考えて、3号から4号のPEを直結で使うスタイルに落ち着く人も多いようです。
逆に、竿がらみが嫌だったり、根ズレ強度を基準に考えていくと、コーティングの強い張りのあるPEを選ぶことになります。

バークレー ファイヤーライン 150m
強さだけならこれ以上の物は見あたらないと言っても過言ではないでしょう。(新製品もありますね)
コーティングの凄さはこのラインを使うと実感できるはずです。あまりにも強く、そして滑るために、結びに非常に気を遣います。今までのユニノットとかでルアーを結んだら抜けます。しかし、好みは別れます。張りがあるのでそれが嫌いな人には全く受けないし、これしか使わないというくらい好きな人もいます。コーティングがガイドに付着したなんて発見もこういうラインならではです。
PEは高いという概念を打ち破ったラインもあります。

ゴーセン PEPET(ペペット)
パッケージには書いてあるのですが、普通のPEより少し弱いです。しかし、その価格とPE自体の強度、そして色分けされているので「テスト」に使うには最高のラインです。PEラインに興味があればこの300mを50m x 6で使用することをお薦めします。PEの場合、100mばかり使ってみても欠点ばかり気になって長所が見えないと思います。

ゴーセン PEラインボビン巻(PEアオリイカエギベース) 1200m
これもゴーセンですね。
値段の割に良いと思えるのは、これ

デュエル X-ワイヤー 200m
コーティングは普通のPE並に落ちていきますが、巻き癖もなく中庸です。そして、この辺のクラスのラインになるとトラブルからの回復で無理がききます。キャスティングを繰り返していると、こんな輪っかが出来ることありませんか?

ナイロンでこれができると、少しでも締まってしまうと結び目が出来ます。上手く取れてもラインの折れが発生します。このラインであれば、引けば治ることが多いのです。(無理に引くと切れますよ!もちろん)
解消した後も折れもなく、もしかしたら毛羽立つことはありますが、細いPEならこのくらいのコーティングがないと、輪っかを引いたときに・・・切れます、簡単に。
色の問題も「透明色派」の方には受け入れにくいでしょう。
何しろ「透明色」は選べないですから・・・。
気にしない人だけが使うのかもしれないですね(笑)
商品としては紹介できないのですが、色を付けたPEの中には、色落ちする物もあります。
あるとき黒のPEを使ったのですが、「イカでも釣ったの?」と聞かれるくらい手が真っ黒になった物もありました。ラインとしては非常に好きなので色なしで販売して欲しいところです。

ラパラ チタニウム ブレイド 130m
細さだけなら一番凄いよね(笑)使ってないから分からないけど、0.2号 8lbってそそる物はあります。この細さならリーダーは絶対に必要でしょう。ベイトで巻く猛者はいるのか?スプーン投げないので試す機会は・・・???って所です。肝心のコーティングは・・・どうなんでしょうね?
ラインというのは消耗品です。車のタイヤと同じように。
本当にタイヤと同じで好みが分かれ、同じ商品でも好き嫌いがはっきり分かれます。
ナイロンと比較してPEは高価ですし、ベイトに巻くとなれば細い物を使う場合バックラッシュの不安も高まります。
(個人的には、張りが無い分 糸噛みしにくいので細いナイロンよりは緊張感は低いのですが・・・。)
そして、魚がかかったときの”異音”(笑)
これも好き嫌いがはっきりしますね。何とも言えないギリギリギリッという金属のこすれるような音、個人的には好きですが ガイドが削れる気がする人には不評のようです。
最後に、伸びがないってどういう事か試すのも面白いですよ。
向いてるとか向いてないとか人の話を聞くのも勉強になりますが、実際試してみると 実感としてその違いを分かることになります。
こういう場合はラインの伸びがない方が良いとか、あった方が良いとかいう知識や経験は自分自身で感じる方が絶対に面白いですよね。
根ズレ強度やすべり、そして張りがあるかどうかなんて言うのも、このコーティングが大いに関係しています。
コーティングの好みで選ぶのが現在のPE選びの基本になっているのではないでしょうか?
使った物を中心に特徴的なラインを紹介します。

東レ ソルトライン シーバスPE
巻き癖のないしなやかなラインが好きな人はコーティング無しを選びます。
トップウォータープラグをメインに使う人は、強さがドウトカより「しなやかでクセがない」事が重要なのです。
キャスト切れやアワセ切れ、そしてバックラッシュや結び目からの回復のしやすさを考えて、3号から4号のPEを直結で使うスタイルに落ち着く人も多いようです。
逆に、竿がらみが嫌だったり、根ズレ強度を基準に考えていくと、コーティングの強い張りのあるPEを選ぶことになります。

バークレー ファイヤーライン 150m
強さだけならこれ以上の物は見あたらないと言っても過言ではないでしょう。(新製品もありますね)
コーティングの凄さはこのラインを使うと実感できるはずです。あまりにも強く、そして滑るために、結びに非常に気を遣います。今までのユニノットとかでルアーを結んだら抜けます。しかし、好みは別れます。張りがあるのでそれが嫌いな人には全く受けないし、これしか使わないというくらい好きな人もいます。コーティングがガイドに付着したなんて発見もこういうラインならではです。
PEは高いという概念を打ち破ったラインもあります。

ゴーセン PEPET(ペペット)
パッケージには書いてあるのですが、普通のPEより少し弱いです。しかし、その価格とPE自体の強度、そして色分けされているので「テスト」に使うには最高のラインです。PEラインに興味があればこの300mを50m x 6で使用することをお薦めします。PEの場合、100mばかり使ってみても欠点ばかり気になって長所が見えないと思います。

ゴーセン PEラインボビン巻(PEアオリイカエギベース) 1200m
これもゴーセンですね。
値段の割に良いと思えるのは、これ

デュエル X-ワイヤー 200m
コーティングは普通のPE並に落ちていきますが、巻き癖もなく中庸です。そして、この辺のクラスのラインになるとトラブルからの回復で無理がききます。キャスティングを繰り返していると、こんな輪っかが出来ることありませんか?
ナイロンでこれができると、少しでも締まってしまうと結び目が出来ます。上手く取れてもラインの折れが発生します。このラインであれば、引けば治ることが多いのです。(無理に引くと切れますよ!もちろん)
解消した後も折れもなく、もしかしたら毛羽立つことはありますが、細いPEならこのくらいのコーティングがないと、輪っかを引いたときに・・・切れます、簡単に。
色の問題も「透明色派」の方には受け入れにくいでしょう。
何しろ「透明色」は選べないですから・・・。
気にしない人だけが使うのかもしれないですね(笑)
商品としては紹介できないのですが、色を付けたPEの中には、色落ちする物もあります。
あるとき黒のPEを使ったのですが、「イカでも釣ったの?」と聞かれるくらい手が真っ黒になった物もありました。ラインとしては非常に好きなので色なしで販売して欲しいところです。

ラパラ チタニウム ブレイド 130m
細さだけなら一番凄いよね(笑)使ってないから分からないけど、0.2号 8lbってそそる物はあります。この細さならリーダーは絶対に必要でしょう。ベイトで巻く猛者はいるのか?スプーン投げないので試す機会は・・・???って所です。肝心のコーティングは・・・どうなんでしょうね?
ラインというのは消耗品です。車のタイヤと同じように。
本当にタイヤと同じで好みが分かれ、同じ商品でも好き嫌いがはっきり分かれます。
ナイロンと比較してPEは高価ですし、ベイトに巻くとなれば細い物を使う場合バックラッシュの不安も高まります。
(個人的には、張りが無い分 糸噛みしにくいので細いナイロンよりは緊張感は低いのですが・・・。)
そして、魚がかかったときの”異音”(笑)
これも好き嫌いがはっきりしますね。何とも言えないギリギリギリッという金属のこすれるような音、個人的には好きですが ガイドが削れる気がする人には不評のようです。
最後に、伸びがないってどういう事か試すのも面白いですよ。
向いてるとか向いてないとか人の話を聞くのも勉強になりますが、実際試してみると 実感としてその違いを分かることになります。
こういう場合はラインの伸びがない方が良いとか、あった方が良いとかいう知識や経験は自分自身で感じる方が絶対に面白いですよね。
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2006年04月13日
PEライン(2) リーダーを結ぶ
PEラインで一番多い悩みは結束でしょう。
特にリーダーを結んだ場合のこと。

普通に電車結びしてると、魚がかかった瞬間に ”抜ける”ことになります。

手で思い切り引いてみればPEがヌルヌル滑っていくのが分かるでしょう。(手袋着用のこと)
伸びがないPEは、”伸びない=縮まない=締まらない” わけで、絞める力で結ぶユニノットでは抜けてしまいます。
同じ理由でブラッドノットも抜けます。
抜けないように 8の字でコブを作る手もありますが、その位置までヌルヌル滑らせるのがリーダーを痛めそうで気分が悪い・・こんな感じで悩み始めるわけです。
赤がPE側
選択肢は2つ、どんなラインシステムにしたいかで全く変わった物になります。
1. PEより強いリーダーを付けてPEが切れるシステムにする
この場合、PEの強さを最大限発揮する為に最大限の結束強度が欲しい・・これが非常に厄介。
ラインメーカーでも紹介の仕方がチョット弱い。
掲載されていないことの方が多いし、載っていてもフィールドテスターのページに書かれていることが多かったりします。
探した3つを紹介
よつあみ
バリバス
サンライン
但し、同じ結びでも 上手くできたときと出来ないときの差が激しいので、めっちゃ練習しないと強度は出ないし、締めがゆるいと抜けます。結ぶときも手袋してても手がかゆくなる・・
釣り場でやるのはあまりお薦めでないし、バコバコ釣れてるときは時間がかかりすぎて悲しくなります。
ソルトの大物狙いには絶対だと思うが、数を釣るのには向いてないかも・・

ボナンザ ボナンザ ノットガード
こういうのが必要
2. ハリス感覚でPEよりポンド表記が低いナイロンを結ぶ
考え方としては、PEのしなやかさ、細さによる飛び、巻き癖のなさを望んでいる場合です。
俗称 ガキノット!と言われるチチワの連結を紹介します(笑)
あなどるなかれ下手に結ぶよりずっとマシです・・抜けはありません。
長所は、交換が早いところとそれなりの強度が常に発揮できる点です。
リーダーが用意してあれば1分以内に戦線復帰できるところは数釣りでは評価出来ると思います。
欠点はカッコ悪いところ(笑) 結び目は小さいながらも3つ!になります。

赤がPE側
今のところトラブルは少ないのでこれ使ってます・・。
リーダーの長さ
リーダーの長さにもベイトタックルは制限を感じます。
結び目に指が当たると本当に気分が悪いから結び目をリールに巻きたくない。これだとリーダーの長さは 竿の長さ以下に制限されます。
バーブレスフックの場合、糸のたるみは 即バラしに繋がります。
伸びがないPEはその分たるみやすく、リーダーが伸びることによってバラしを防ぐ効果があります。短いリーダーは長いリーダーより伸びないわけで、ある程度の伸びを得るために伸びの良いリーダーが欲しい所です。
竿が硬いと余計にバラしは多くなると予想され、この点でもスピニングよりベイトは不利であることは予想が付きます。
ベイト+PEで使える思い切り伸びのあるラインを探しているんですが、今の普通に売ってるナイロンは伸びが少ないことを売りにしているだけあって昔のナイロンのようにビニョーンと伸びることもなく、安売りのボビン巻きラインとか生分解ラインくらいしか選べる物が見あたりません。
低伸度設計じゃないナイロンライン(0.17mm~0.19mm)があったら教えて欲しいです・・。
伸びないからPEを求めたのに、今は伸びるリーダーを探している・・、これって一見矛盾してるようにも見えますが、PE+伸びるリーダーであれば距離に関係なく伸びは一定なので、頻繁にロングキャストするなら これはこれで求めている答えなんですよね。
これでもベイトにPE巻きますか?
趣味なのだから徹底的に巻いて試してみましょう!(笑)

コータックPEスパットシザース
必需品です。普通のハサミでPE切るとケバケバになります。
特にリーダーを結んだ場合のこと。
普通に電車結びしてると、魚がかかった瞬間に ”抜ける”ことになります。
手で思い切り引いてみればPEがヌルヌル滑っていくのが分かるでしょう。(手袋着用のこと)
伸びがないPEは、”伸びない=縮まない=締まらない” わけで、絞める力で結ぶユニノットでは抜けてしまいます。
同じ理由でブラッドノットも抜けます。
抜けないように 8の字でコブを作る手もありますが、その位置までヌルヌル滑らせるのがリーダーを痛めそうで気分が悪い・・こんな感じで悩み始めるわけです。
選択肢は2つ、どんなラインシステムにしたいかで全く変わった物になります。
1. PEより強いリーダーを付けてPEが切れるシステムにする
この場合、PEの強さを最大限発揮する為に最大限の結束強度が欲しい・・これが非常に厄介。
ラインメーカーでも紹介の仕方がチョット弱い。
掲載されていないことの方が多いし、載っていてもフィールドテスターのページに書かれていることが多かったりします。
探した3つを紹介
よつあみ
バリバス
サンライン
但し、同じ結びでも 上手くできたときと出来ないときの差が激しいので、めっちゃ練習しないと強度は出ないし、締めがゆるいと抜けます。結ぶときも手袋してても手がかゆくなる・・
釣り場でやるのはあまりお薦めでないし、バコバコ釣れてるときは時間がかかりすぎて悲しくなります。
ソルトの大物狙いには絶対だと思うが、数を釣るのには向いてないかも・・

ボナンザ ボナンザ ノットガード
こういうのが必要
2. ハリス感覚でPEよりポンド表記が低いナイロンを結ぶ
考え方としては、PEのしなやかさ、細さによる飛び、巻き癖のなさを望んでいる場合です。
俗称 ガキノット!と言われるチチワの連結を紹介します(笑)
あなどるなかれ下手に結ぶよりずっとマシです・・抜けはありません。
長所は、交換が早いところとそれなりの強度が常に発揮できる点です。
リーダーが用意してあれば1分以内に戦線復帰できるところは数釣りでは評価出来ると思います。
欠点はカッコ悪いところ(笑) 結び目は小さいながらも3つ!になります。
今のところトラブルは少ないのでこれ使ってます・・。
リーダーの長さ
リーダーの長さにもベイトタックルは制限を感じます。
結び目に指が当たると本当に気分が悪いから結び目をリールに巻きたくない。これだとリーダーの長さは 竿の長さ以下に制限されます。
バーブレスフックの場合、糸のたるみは 即バラしに繋がります。
伸びがないPEはその分たるみやすく、リーダーが伸びることによってバラしを防ぐ効果があります。短いリーダーは長いリーダーより伸びないわけで、ある程度の伸びを得るために伸びの良いリーダーが欲しい所です。
竿が硬いと余計にバラしは多くなると予想され、この点でもスピニングよりベイトは不利であることは予想が付きます。
ベイト+PEで使える思い切り伸びのあるラインを探しているんですが、今の普通に売ってるナイロンは伸びが少ないことを売りにしているだけあって昔のナイロンのようにビニョーンと伸びることもなく、安売りのボビン巻きラインとか生分解ラインくらいしか選べる物が見あたりません。
低伸度設計じゃないナイロンライン(0.17mm~0.19mm)があったら教えて欲しいです・・。
伸びないからPEを求めたのに、今は伸びるリーダーを探している・・、これって一見矛盾してるようにも見えますが、PE+伸びるリーダーであれば距離に関係なく伸びは一定なので、頻繁にロングキャストするなら これはこれで求めている答えなんですよね。
これでもベイトにPE巻きますか?
趣味なのだから徹底的に巻いて試してみましょう!(笑)

コータックPEスパットシザース
必需品です。普通のハサミでPE切るとケバケバになります。
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2006年04月12日
PEライン(1) 一定のテンションで巻く
ベイトにPEを巻き始めてからもう10年になる。
10年と言っても巻きっぱなしで あまり釣りに行ってない時期が8年もあり、実際には2-3年くらいの経験だろう。
今ではナイロンラインはたまに巻く程度で、ほとんどがPEでの釣りだが、最初の頃にあったトラブルなど思い出しつつ書いていきたいと思う。
PEを巻いた動機は、恐らくみんなと同じだろう。
「細くてしなやかで巻き癖もなく 強くて伸びない」
これは、トップウォーターをやる人には期待を持たせるキャッチフレーズだ。
何故なら、ラインの巻き癖や伸びが原因に思える「合わせ失敗」のバイトは沢山あったし、細ければそれだけ飛びそうなわけで遠くのポイントも狙えると思うから・・。ガッチリ合わせも効きそうだし、かかったときのダイレクト感も期待大。( 読み返して思ったが、どんな釣りでも同じでしたw)
最初買うときには、ポンド表記を見て15lb(1号)の細PEを選んだ。
ナイロン10lbを巻いていた人が、予備知識なしに いきなり30lbなんてごっついのを選ぶ理由はどこにも無い。
15lbでも最初は根掛かりなどでも全然切れないし、やたらと強いラインと思っていた。
ところが、切れないと思っていたPEもショックを与えると、信じられないほど簡単に切れる。それはもう切れ始めるとプッツンプッツン・・。
それでもってトラブル(張りが無いので竿の穂先に絡む)も多くてめんどくさい。
主な初期トラブルは5つ
1. キャスト切れでルアーだけ飛んでいく
2. バックラ気味のまま巻き込んでいて、バックラ部分でキャスト切れ
(かなり後半でも)
3. 合わせ切れ多発でスイープに合わせないと切れる
4. 合わせ失敗時など穂先に絡んでゴリゴリ音を立て止まる
5. スプール内で段差が出来て ラインが食い込み始める
1,2,3は、直結をやめてリーダーを1.5mばかり付けると簡単に治る
結び目を作りたくないとか直結の場合は、2号以上の太いPEを巻くとある程度緩和できる。
4は、ファイアーラインなどのコーティングされたPEならかなり改善される。
5については、最初に一定のテンションをかけて巻いてあればほとんど起きない。
ラインを巻くときに、一定のテンションをかけるというのは意外に難しいのだ。強いテンションではなく、”一定のテンション” というのがポイント。
リールに糸を巻くときに、竿にセットして巻く人が多いと思うが、一番手前のガイドだけに糸を通して巻く人多いんじゃない?
PEの場合は、トップガイドまで全部通して竿をしならせて巻くと ”一定のテンション” がかけやすい。
糸自体に伸びがほとんど無いわけで、竿のしなり等を使わないと ”ゆるい部分” が出来てしまうというわけ。これは糸巻き器を使う場合でも同じ。
ナイロンとの伸びの違いは、両手に糸を巻き付けて引っ張ってみればすぐに分かる。50cmのナイロンがどれだけ伸びるか・・きっと想像以上だろう。
( 必ず手袋してください。PEで力入れると手が切れます)
強いテンションでカッチリ巻きたい場合には、古い引退したリールに一度巻いてから 現役リールに巻き取るのが一番手っ取り早い。
古いリールに巻く時も、竿の全ガイドに通してテンションかけて巻かないと、後で食い込んで取れなくなったりするから気をつけて。
古いリールに巻いた後に、古いリールのドラグをゆるめて(希望のテンションまで)竿の全ガイド通して巻くとかなり綺麗に巻ける。
( これをやってみて、いかにドラグが一定の力で働いていないかが分かりドラグ設定を考えるようになりました・・)
トラブルはこれだけでは終焉しない。まだまだ対策が続く(笑)
今の説明だけだと、太めのファイヤーラインが一番良く思えるよね?

第一精工 高速リサイクラー

スミス クイックラインワインダー II
あれば便利な糸巻き器
10年と言っても巻きっぱなしで あまり釣りに行ってない時期が8年もあり、実際には2-3年くらいの経験だろう。
今ではナイロンラインはたまに巻く程度で、ほとんどがPEでの釣りだが、最初の頃にあったトラブルなど思い出しつつ書いていきたいと思う。
PEを巻いた動機は、恐らくみんなと同じだろう。
「細くてしなやかで巻き癖もなく 強くて伸びない」
これは、トップウォーターをやる人には期待を持たせるキャッチフレーズだ。
何故なら、ラインの巻き癖や伸びが原因に思える「合わせ失敗」のバイトは沢山あったし、細ければそれだけ飛びそうなわけで遠くのポイントも狙えると思うから・・。ガッチリ合わせも効きそうだし、かかったときのダイレクト感も期待大。( 読み返して思ったが、どんな釣りでも同じでしたw)
最初買うときには、ポンド表記を見て15lb(1号)の細PEを選んだ。
ナイロン10lbを巻いていた人が、予備知識なしに いきなり30lbなんてごっついのを選ぶ理由はどこにも無い。
15lbでも最初は根掛かりなどでも全然切れないし、やたらと強いラインと思っていた。
ところが、切れないと思っていたPEもショックを与えると、信じられないほど簡単に切れる。それはもう切れ始めるとプッツンプッツン・・。
それでもってトラブル(張りが無いので竿の穂先に絡む)も多くてめんどくさい。
主な初期トラブルは5つ
1. キャスト切れでルアーだけ飛んでいく
2. バックラ気味のまま巻き込んでいて、バックラ部分でキャスト切れ
(かなり後半でも)
3. 合わせ切れ多発でスイープに合わせないと切れる
4. 合わせ失敗時など穂先に絡んでゴリゴリ音を立て止まる
5. スプール内で段差が出来て ラインが食い込み始める
1,2,3は、直結をやめてリーダーを1.5mばかり付けると簡単に治る
結び目を作りたくないとか直結の場合は、2号以上の太いPEを巻くとある程度緩和できる。
4は、ファイアーラインなどのコーティングされたPEならかなり改善される。
5については、最初に一定のテンションをかけて巻いてあればほとんど起きない。
ラインを巻くときに、一定のテンションをかけるというのは意外に難しいのだ。強いテンションではなく、”一定のテンション” というのがポイント。
リールに糸を巻くときに、竿にセットして巻く人が多いと思うが、一番手前のガイドだけに糸を通して巻く人多いんじゃない?
PEの場合は、トップガイドまで全部通して竿をしならせて巻くと ”一定のテンション” がかけやすい。
糸自体に伸びがほとんど無いわけで、竿のしなり等を使わないと ”ゆるい部分” が出来てしまうというわけ。これは糸巻き器を使う場合でも同じ。
ナイロンとの伸びの違いは、両手に糸を巻き付けて引っ張ってみればすぐに分かる。50cmのナイロンがどれだけ伸びるか・・きっと想像以上だろう。
( 必ず手袋してください。PEで力入れると手が切れます)
強いテンションでカッチリ巻きたい場合には、古い引退したリールに一度巻いてから 現役リールに巻き取るのが一番手っ取り早い。
古いリールに巻く時も、竿の全ガイドに通してテンションかけて巻かないと、後で食い込んで取れなくなったりするから気をつけて。
古いリールに巻いた後に、古いリールのドラグをゆるめて(希望のテンションまで)竿の全ガイド通して巻くとかなり綺麗に巻ける。
( これをやってみて、いかにドラグが一定の力で働いていないかが分かりドラグ設定を考えるようになりました・・)
トラブルはこれだけでは終焉しない。まだまだ対策が続く(笑)
今の説明だけだと、太めのファイヤーラインが一番良く思えるよね?

第一精工 高速リサイクラー

スミス クイックラインワインダー II
あれば便利な糸巻き器
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