2008年12月07日
非力なタックルとラインブレイク【弱気なファイト】
いちょうの葉もすっかり落ちた今日このごろ
ふらりと出掛けてきました。
タックルは前回からちょっとだけ変更して、
この組み合わせ。(偽バンタムとカルカッタ50XT)

ミリオネアST-1000はふたが割れていてちょっと怖かったのと、これ以上寒くなる前に「金属性リール」を試しておきたかったから・・・
ガングリップには丸形リールの振りバランスが楽しかったりして!
30cm未満の魚と遊ぶ竿
今の竿と比べガングリップの竿の非力な感じは、見た目どおりにもろ非力。
「あのグリップで竿を持って行かれないのか?」
誰もが最初に見たときそう思う形状・・・。
少し大きなヤツが掛かればこうでもするか?

竿の尻っぽを持つスタイルは最初に見たとき、
かっこえ~なー!
と、思い切り喰いついたが、見た目どおりに非力。

良く曲がる竿になったというのもあるが、このグリップのお陰で30cm未満の鱒ちゃんとも非常に楽しく遊べる。
結構デカイ?と思って寄せてみると30cm未満!!というのは、
管理釣り場においてはどっちかっていうと幸せになれる現象であり、
「竿が強すぎておもろくない・・」よりも、ずっと楽しい釣りが出来る。
もちろん大きいのもかけたいけどね!!あはは
さてこの日の調子は?
1時間くらいかけてサミー65で数匹 30cm未満を掛ける。
竿が非力で楽しめているはずなのだが、それでもちょっと欲が出てくる。
もう少し大きいのが欲しいな・・
パターンは色々試したが、もうそろそろ引き出しが無くなる時間。
ふぅ、とため息をつき、10mくらいのところで回収するところを、首をかしげてタックルボックスを見る。
気が散っている証拠。
すると、
・・・・
どっぱ~ん!!!!
目の前に水柱が上がり、振り向きざまに少し黄色いうねうねしたものが
空中に見えた!

今日のパターンは「ロングポーズ?」
最高のミサイルバイトをかなり見逃したくせに、今日のパターン?などと都合の良いことが頭に浮かぶ(笑)。
その後、長目のポーズはあまり思わしくなく、少しサイズを落とした Daiwa BHペンシル55R で喰いが立った。

その後、50cmオーバーのニジマスと格闘!
しかし、・・・やっちゃうんだな、これが!
非力で弱気なファイトの果てに
以前もあったが、非力で弱気なファイトはラインを切られるハメになる。
ちなみに・・切れたのはいつもの4lb生分解ライン。
テンションゆるめのファイトは魚の頭があっちを向く事が多い。
すると、竿が伸ばされないまでも、少し持って行かれた後に「グッ!」と重さがかかり「ぶちん!」とやられる。
強気でグイグイ巻いているときは起きないけど、魚が大きかったりして少し弱気でテンションゆるめのファイトをやるとこれがある。
ドラグで対処?
その手もあるんだろうが、それは自分のスタイルとは違う。
ぶちん!と切られて、己の未熟さを考え直したい(笑) わはは!
魚の頭をこっちに向けるファイトが好きなのだ!
その後、回収できたラインの切断面を確認すると・・・

画像がホコリぽいが、縦に裂ける感じで切れておりました。
普通のナイロンやフロロならまた違うでしょう。
・・・・・・・・・・
久々にやられたラインブレイクは、悔しいながらも不思議な爽快感♪
己の未熟なファイトを悔やみつつ、また行きたいな!と
そう思わせる何かをそこに感じる。
次はもっとこうしよう・・などと思う時間も釣りの楽しさ。
糸を切られる悔しさも時々あった方がいいかもね!(負け惜しみw)
そう思わせられた一日でした。
ふらりと出掛けてきました。
タックルは前回からちょっとだけ変更して、
この組み合わせ。(偽バンタムとカルカッタ50XT)
ミリオネアST-1000はふたが割れていてちょっと怖かったのと、これ以上寒くなる前に「金属性リール」を試しておきたかったから・・・
ガングリップには丸形リールの振りバランスが楽しかったりして!
30cm未満の魚と遊ぶ竿
今の竿と比べガングリップの竿の非力な感じは、見た目どおりにもろ非力。
「あのグリップで竿を持って行かれないのか?」
誰もが最初に見たときそう思う形状・・・。
少し大きなヤツが掛かればこうでもするか?
竿の尻っぽを持つスタイルは最初に見たとき、
かっこえ~なー!
と、思い切り喰いついたが、見た目どおりに非力。
良く曲がる竿になったというのもあるが、このグリップのお陰で30cm未満の鱒ちゃんとも非常に楽しく遊べる。
結構デカイ?と思って寄せてみると30cm未満!!というのは、
管理釣り場においてはどっちかっていうと幸せになれる現象であり、
「竿が強すぎておもろくない・・」よりも、ずっと楽しい釣りが出来る。
もちろん大きいのもかけたいけどね!!あはは
さてこの日の調子は?
1時間くらいかけてサミー65で数匹 30cm未満を掛ける。
竿が非力で楽しめているはずなのだが、それでもちょっと欲が出てくる。
もう少し大きいのが欲しいな・・
パターンは色々試したが、もうそろそろ引き出しが無くなる時間。
ふぅ、とため息をつき、10mくらいのところで回収するところを、首をかしげてタックルボックスを見る。
気が散っている証拠。
すると、
・・・・
どっぱ~ん!!!!
目の前に水柱が上がり、振り向きざまに少し黄色いうねうねしたものが
空中に見えた!
今日のパターンは「ロングポーズ?」
最高のミサイルバイトをかなり見逃したくせに、今日のパターン?などと都合の良いことが頭に浮かぶ(笑)。
その後、長目のポーズはあまり思わしくなく、少しサイズを落とした Daiwa BHペンシル55R で喰いが立った。
その後、50cmオーバーのニジマスと格闘!
しかし、・・・やっちゃうんだな、これが!
非力で弱気なファイトの果てに
以前もあったが、非力で弱気なファイトはラインを切られるハメになる。
ちなみに・・切れたのはいつもの4lb生分解ライン。
テンションゆるめのファイトは魚の頭があっちを向く事が多い。
すると、竿が伸ばされないまでも、少し持って行かれた後に「グッ!」と重さがかかり「ぶちん!」とやられる。
強気でグイグイ巻いているときは起きないけど、魚が大きかったりして少し弱気でテンションゆるめのファイトをやるとこれがある。
ドラグで対処?
その手もあるんだろうが、それは自分のスタイルとは違う。
ぶちん!と切られて、己の未熟さを考え直したい(笑) わはは!
魚の頭をこっちに向けるファイトが好きなのだ!
その後、回収できたラインの切断面を確認すると・・・
画像がホコリぽいが、縦に裂ける感じで切れておりました。
普通のナイロンやフロロならまた違うでしょう。
・・・・・・・・・・
久々にやられたラインブレイクは、悔しいながらも不思議な爽快感♪
己の未熟なファイトを悔やみつつ、また行きたいな!と
そう思わせる何かをそこに感じる。
次はもっとこうしよう・・などと思う時間も釣りの楽しさ。
糸を切られる悔しさも時々あった方がいいかもね!(負け惜しみw)
そう思わせられた一日でした。
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2008年09月27日
疑問符だったスパイラルガイド【ねじれる?】
何故ガイドがねじれてるの?
最近流行りのスパイラルガイド・セッティングだが、最初に目にしたときの印象は「奇妙」とか「何故ねじれてる?」とか、「引っ張られたらねじられないか?」などなど頭の中が疑問符でいっぱいだった。
最初に振ったスパイラルの竿が特殊な竿だったためか、その印象は疑問符から懐疑的に・・・、
自分には関係無いや~とスルーの日々が続いたが、Eight_Worksさんのスパイラル竿を振らせてもらって
あれっ? 違和感ないぞ!?
以前感じた違和感がない!何故?
ガイドセッティングは竿のコンセプトに左右されるモノだと思うが、スパイラルのあまりの派手さにだまされて
スパイラル・ガイドセッティングと竿のコンセプトを混同していたかも?
と、そのとき・・ちょっとだけ思い直した。
その後、ELESEが折れて自作に踏み切ったとき、パワーを落とした竿で通常ガイドセッティングでは、ブランクとラインの干渉が避けられないことに(失敗してみて)気がつき ようやくその意味を理解した。
竿のコンセプトありき!
そう、竿のコンセプトに左右されてガイドの位置が変わるように、
スパイラルも1つのガイドセッティングってだけなんだ~と。
竿に求めたコンセプト
元はそこそこパワーのある竿でスロー(~レギュラー)の竿を求めた。
【以前求めた竿のパワーとアクション+ガイド】

投げやすく、アクションのゆるり感あり、ファイトでグイッ!と曲がる竿。
3/8ozクラスのペンシルベイトがメインならピッタリ。
神経質じゃ無くてガイドの重さもアメリカンなアバウトさに対応する感じ(笑)
だけど1/8~3/16oz クラスのルアーになると、オーバーパワーでやってられない。やっぱ下の絵みたいなのが欲しいわけ・・。
【小さいトップを扱うならこんな竿?】

あくまでも感覚表示ってところなんだけど、繊細なルアーを積極的にアクションさせたい、パワーをウルトラライトに落として、それでも穂先をコントロールしたいんだよなぁ~と頭の中でカーブを描く。
バットから曲がる竿ならアクションなんてつけられない。
アクションのゆるり感を残しながら、小刻みに小さく、速いペースでもアクションできるくらいのファースト。
先端が軽くて先重りしないバランスとキャスト時の抜けの良さ。
そして、ファイトではしっかり手に伝わるモノが欲しい。
機敏で神経質で仕方ない小さなトップウォーターを、穂先にちっこいガイドを最小限・・とか軽くすれば うまくコントロールできるかも?!
そういう感じで竿のコンセプト<要求仕様>を徐々に固めていく。
脱線気味に過去から現在へ
これまで色んなトライを目にしてきた。
Newガイドコンセプト(FUJI)、インターライン(Daiwa, shimano)、そしてスパイラルガイド。
実物を見る限りインターラインは、ブランクの中をラインが走り、外見上は延べ竿のようなのっぺり感。ライントラブルは少なそうだが、抵抗大きくないの?と疑問符が先に来た。
スパイラルはもっとヘンテコリンで(笑) ぐるりと竿に絡み付いているように見えて「なんじゃこりゃ?」という感じ。
ところが平面的にするとおもしろくなる。
【ラインの通り道を 青・緑・赤】

青ラインは、昔ながらのガイドとNewガイドコンセプト。
緑がインターラインで、赤がスパイラル。
緑も赤もブランクにラインが刺さってて、赤(スパイラル)に至ってはブランクを貫通して向こうに飛び出す。
これ引っ張ったらねじれない?(笑)
この図のまま、真っ直ぐ引っ張ればねじれるだろう・・・。
・・・だけど、
釣り場で引っ張るって、こうならないか?
【竿が曲がってねじれが消える<click拡大>】
図が小さくて申し訳ないが、スパイラル・ガイド・セッティングは、
交錯点を境に上向きガイドから下向きガイドに移行してて、ガイドは下向きの引っ張りに対して
ねじれが起こらない位置に元々あった!
例えが変かもしれないが、オートレースの競走車の曲がったハンドルはとても奇妙に見えるけど、コースで乗ってる絵では全く違和感がない・・・って、そういう感じ!(笑)
<Google -オートレースの競走車>
ウルトラライトなパワーのないベイトタックルは、背の低いガイドを最小限付けようとすると、どうしてもブランクとラインが干渉してしまう。
失敗してみてようやく気がつくところが、あほあほルアーマンらしさ・・じゃあるけれど。あはは
右巻き(左でパーミング)なら交錯点が左にあれば、そっちは力が入らないからフッキング時のブランク干渉はほぼ避けられる。
そして・・逆もまたしかり。
ベイトでいこう!のベイスペが右回りのスパイラルなのは、you-youさんが左巻き(右でパーミング)だから・・・と、彼のブログに書いてあったのを見て「なるほどなぁ~」と、とても関心させられたのだ。
ブランク干渉を前もって解消しておく
これがスパイラルガイドの仕様であり、ガイド間隔の調整幅を大きくできるのが長所というわけだ。
(逆向きには曲げられない竿になるけれど)
疑問符から形容詞へ
見た目に奇妙なものでも、機能しているところを見れば「機能美」を感じるモノが時としてある。
その種のサプライズはとても面白く、新製品にそういう期待をする。
最初は疑問符でも、何年かの時が経って主流になれば「機能が形容されるその形」を、形容詞として使うことに誰もためいを感じたりしなくなる。

スパイラルガイド・セッティング
・・・こいつは、そろそろ形容詞になろうとしているかもしれない。
興味のある方は お早めにどうぞ!(笑)
最近流行りのスパイラルガイド・セッティングだが、最初に目にしたときの印象は「奇妙」とか「何故ねじれてる?」とか、「引っ張られたらねじられないか?」などなど頭の中が疑問符でいっぱいだった。
最初に振ったスパイラルの竿が特殊な竿だったためか、その印象は疑問符から懐疑的に・・・、
自分には関係無いや~とスルーの日々が続いたが、Eight_Worksさんのスパイラル竿を振らせてもらって
あれっ? 違和感ないぞ!?
以前感じた違和感がない!何故?
ガイドセッティングは竿のコンセプトに左右されるモノだと思うが、スパイラルのあまりの派手さにだまされて
スパイラル・ガイドセッティングと竿のコンセプトを混同していたかも?
と、そのとき・・ちょっとだけ思い直した。
その後、ELESEが折れて自作に踏み切ったとき、パワーを落とした竿で通常ガイドセッティングでは、ブランクとラインの干渉が避けられないことに(失敗してみて)気がつき ようやくその意味を理解した。
竿のコンセプトありき!
そう、竿のコンセプトに左右されてガイドの位置が変わるように、
スパイラルも1つのガイドセッティングってだけなんだ~と。
竿に求めたコンセプト
元はそこそこパワーのある竿でスロー(~レギュラー)の竿を求めた。
【以前求めた竿のパワーとアクション+ガイド】

投げやすく、アクションのゆるり感あり、ファイトでグイッ!と曲がる竿。
3/8ozクラスのペンシルベイトがメインならピッタリ。
神経質じゃ無くてガイドの重さもアメリカンなアバウトさに対応する感じ(笑)
だけど1/8~3/16oz クラスのルアーになると、オーバーパワーでやってられない。やっぱ下の絵みたいなのが欲しいわけ・・。
【小さいトップを扱うならこんな竿?】

あくまでも感覚表示ってところなんだけど、繊細なルアーを積極的にアクションさせたい、パワーをウルトラライトに落として、それでも穂先をコントロールしたいんだよなぁ~と頭の中でカーブを描く。
バットから曲がる竿ならアクションなんてつけられない。
アクションのゆるり感を残しながら、小刻みに小さく、速いペースでもアクションできるくらいのファースト。
先端が軽くて先重りしないバランスとキャスト時の抜けの良さ。
そして、ファイトではしっかり手に伝わるモノが欲しい。
機敏で神経質で仕方ない小さなトップウォーターを、穂先にちっこいガイドを最小限・・とか軽くすれば うまくコントロールできるかも?!
そういう感じで竿のコンセプト<要求仕様>を徐々に固めていく。
脱線気味に過去から現在へ
これまで色んなトライを目にしてきた。
Newガイドコンセプト(FUJI)、インターライン(Daiwa, shimano)、そしてスパイラルガイド。
実物を見る限りインターラインは、ブランクの中をラインが走り、外見上は延べ竿のようなのっぺり感。ライントラブルは少なそうだが、抵抗大きくないの?と疑問符が先に来た。
スパイラルはもっとヘンテコリンで(笑) ぐるりと竿に絡み付いているように見えて「なんじゃこりゃ?」という感じ。
ところが平面的にするとおもしろくなる。
【ラインの通り道を 青・緑・赤】

青ラインは、昔ながらのガイドとNewガイドコンセプト。
緑がインターラインで、赤がスパイラル。
緑も赤もブランクにラインが刺さってて、赤(スパイラル)に至ってはブランクを貫通して向こうに飛び出す。
これ引っ張ったらねじれない?(笑)
この図のまま、真っ直ぐ引っ張ればねじれるだろう・・・。
・・・だけど、
釣り場で引っ張るって、こうならないか?
【竿が曲がってねじれが消える<click拡大>】

図が小さくて申し訳ないが、スパイラル・ガイド・セッティングは、
交錯点を境に上向きガイドから下向きガイドに移行してて、ガイドは下向きの引っ張りに対して
ねじれが起こらない位置に元々あった!
例えが変かもしれないが、オートレースの競走車の曲がったハンドルはとても奇妙に見えるけど、コースで乗ってる絵では全く違和感がない・・・って、そういう感じ!(笑)
<Google -オートレースの競走車>
ウルトラライトなパワーのないベイトタックルは、背の低いガイドを最小限付けようとすると、どうしてもブランクとラインが干渉してしまう。
失敗してみてようやく気がつくところが、あほあほルアーマンらしさ・・じゃあるけれど。あはは
右巻き(左でパーミング)なら交錯点が左にあれば、そっちは力が入らないからフッキング時のブランク干渉はほぼ避けられる。
そして・・逆もまたしかり。
ベイトでいこう!のベイスペが右回りのスパイラルなのは、you-youさんが左巻き(右でパーミング)だから・・・と、彼のブログに書いてあったのを見て「なるほどなぁ~」と、とても関心させられたのだ。
ブランク干渉を前もって解消しておく
これがスパイラルガイドの仕様であり、ガイド間隔の調整幅を大きくできるのが長所というわけだ。
(逆向きには曲げられない竿になるけれど)
疑問符から形容詞へ
見た目に奇妙なものでも、機能しているところを見れば「機能美」を感じるモノが時としてある。
その種のサプライズはとても面白く、新製品にそういう期待をする。
最初は疑問符でも、何年かの時が経って主流になれば「機能が形容されるその形」を、形容詞として使うことに誰もためいを感じたりしなくなる。
スパイラルガイド・セッティング
・・・こいつは、そろそろ形容詞になろうとしているかもしれない。
興味のある方は お早めにどうぞ!(笑)
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2008年09月23日
20年前からのタイムスリップ【FUJIガングリップ】
切り口探して
再び扉を開き書き始めようと思ったが、いささか切り口が難しい。
あの会のことは筆舌に尽くしがたいものであるし、感謝の気持ちを上手く言葉にまとめることもままならない。
・・・琵琶湖へ行く
その気持ちは早くから固まった。
期を同じくして琵琶湖では使い物にならないが、何故か20年前のロッドを現代風にリメイクしてみたくなった。
あのガングリップを
17年前に九州に置いてきた釣友に連絡を取った。
「・・・先の折れた竿を探している」
返答は当然ながら(笑)
「はぁ??何すんの?それで」
事の次第を説明しないで結論をまず伝えたのは、話がとっても長くなることが事前に予想できたから(笑)
【要はこのガングリップのリールシートが欲しかった】
それは初心者の時に使ったあの竿を、現代のブランクでリメイクしてもう一度使ってみたい。
そういう想いからのことだ。
新しい物が良いことは承知。
旧い物の欠点は使った分だけ知っている。
だけど新しい旧いの切り口ではなく、好き嫌いの切り口で好きだったあれを再び使ってみたかった。
20年前のリールシート事情
いくらかは自分で探したのだが、売り物にはどうしても行き当たらない。
中古屋で行き当たった竿は、大抵の場合 この部分が壊れている。
【リールをしっかり止めようとすればするほど壊れるネジ】

90年代のバスブームの頃には、ガングリップはもう生産されていなかったし、このタイプのリール止めには癖があった。
少し幅が緩いリールは、絞め込んでもヌルヌルと滑るように動いてしまう。
このネジが壊れることを知らずにグイグイ絞めた人は多かったが、バスブーム期にやはり同じ事が繰り替えされたのだろう。
先が折れた竿を探したのは、
そう、このネジが壊れていない
可能性が高いから!(笑)
釣友曰く、「俺はこわさんぞ!安心せい!」との事だったが、
「大丈夫だよ、穂先が折れていれば!(笑)」と互いに軽口をたたいてタダでもらうのが、リメイクの面白さを高めてくれる。
釣具屋でブランクを求めたときに、店主にこの手のガングリップを探している話を付け加えた。
それについての返答は予想通りの答えだったが、旧い友人の折れた竿をリメイクする目的については少々予想外の感想を頂いた。
店主:
「最近 FUJIのガングリップを探している方が多いのですよ」
「リメイクして使うってとても楽しそう(笑)」 ・・と
この竿の名は?
工作には削ったり接着したりの道具と手間が必要だが、要はぶち切って合うように削って接着した(笑)

そういやこんな事も言われたっけ、
「折れた竿につなぐのはまた折れたりする危険性が・・・」
おきまりの自己責任の話ではあるが、それはここにも表示しておこう。
私の場合は
既に折れている竿をぶち切って作るわけで、自己責任については【切った時点】、もしくは【元々折れていた時点】で承知している。
【元の名は Bantam】

新しいブランクを得て、気持ちも新たに「偽バンタムとして生まれ変わった」。うはは!
完成したとき、釣友にお礼の電話を入れた。
「おかげで楽しく遊べるよ」
20年前からタイムスリップしてきたFUJIガングリップ。
これでファイトするのは手が痛くなるかもしれないが、それを今から凄く楽しみにしている。
写真の白い紙は何?と質問が来そうだが、あの日琵琶湖で教えてもらった「誤った使い方」のところに書いておくとしよう。
再び扉を開き書き始めようと思ったが、いささか切り口が難しい。
あの会のことは筆舌に尽くしがたいものであるし、感謝の気持ちを上手く言葉にまとめることもままならない。
・・・琵琶湖へ行く
その気持ちは早くから固まった。
期を同じくして琵琶湖では使い物にならないが、何故か20年前のロッドを現代風にリメイクしてみたくなった。
あのガングリップを
17年前に九州に置いてきた釣友に連絡を取った。
「・・・先の折れた竿を探している」
返答は当然ながら(笑)
「はぁ??何すんの?それで」
事の次第を説明しないで結論をまず伝えたのは、話がとっても長くなることが事前に予想できたから(笑)
【要はこのガングリップのリールシートが欲しかった】

それは初心者の時に使ったあの竿を、現代のブランクでリメイクしてもう一度使ってみたい。
そういう想いからのことだ。
新しい物が良いことは承知。
旧い物の欠点は使った分だけ知っている。
だけど新しい旧いの切り口ではなく、好き嫌いの切り口で好きだったあれを再び使ってみたかった。
20年前のリールシート事情
いくらかは自分で探したのだが、売り物にはどうしても行き当たらない。
中古屋で行き当たった竿は、大抵の場合 この部分が壊れている。
【リールをしっかり止めようとすればするほど壊れるネジ】

90年代のバスブームの頃には、ガングリップはもう生産されていなかったし、このタイプのリール止めには癖があった。
少し幅が緩いリールは、絞め込んでもヌルヌルと滑るように動いてしまう。
このネジが壊れることを知らずにグイグイ絞めた人は多かったが、バスブーム期にやはり同じ事が繰り替えされたのだろう。
先が折れた竿を探したのは、
そう、このネジが壊れていない
可能性が高いから!(笑)
釣友曰く、「俺はこわさんぞ!安心せい!」との事だったが、
「大丈夫だよ、穂先が折れていれば!(笑)」と互いに軽口をたたいてタダでもらうのが、リメイクの面白さを高めてくれる。
釣具屋でブランクを求めたときに、店主にこの手のガングリップを探している話を付け加えた。
それについての返答は予想通りの答えだったが、旧い友人の折れた竿をリメイクする目的については少々予想外の感想を頂いた。
店主:
「最近 FUJIのガングリップを探している方が多いのですよ」
「リメイクして使うってとても楽しそう(笑)」 ・・と
この竿の名は?
工作には削ったり接着したりの道具と手間が必要だが、要はぶち切って合うように削って接着した(笑)

そういやこんな事も言われたっけ、
「折れた竿につなぐのはまた折れたりする危険性が・・・」
おきまりの自己責任の話ではあるが、それはここにも表示しておこう。
私の場合は
既に折れている竿をぶち切って作るわけで、自己責任については【切った時点】、もしくは【元々折れていた時点】で承知している。
【元の名は Bantam】

新しいブランクを得て、気持ちも新たに「偽バンタムとして生まれ変わった」。うはは!
完成したとき、釣友にお礼の電話を入れた。
「おかげで楽しく遊べるよ」
20年前からタイムスリップしてきたFUJIガングリップ。
これでファイトするのは手が痛くなるかもしれないが、それを今から凄く楽しみにしている。
写真の白い紙は何?と質問が来そうだが、あの日琵琶湖で教えてもらった「誤った使い方」のところに書いておくとしよう。
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2007年05月03日
スパイラルガイド実戦投入 【トラウトベイト】
例の竿・・・ねじってオモリも付けた、いざ王禅寺!!
例の竿のスパイラルガイドを試すために王禅寺へ・・5/3朝イチから。
予選は10位くらいか??
5:04到着で5:16開門だったから、待ち時間は12分。

良い感じの朝だ (久し振りのねw)
入る場所は最初から決めていた。
持ち込んだ竿はもちろんこの1本だけだ。
例の竿のスパイラルガイドを試すために王禅寺へ・・5/3朝イチから。
予選は10位くらいか??
5:04到着で5:16開門だったから、待ち時間は12分。

良い感じの朝だ (久し振りのねw)
入る場所は最初から決めていた。
持ち込んだ竿はもちろんこの1本だけだ。
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2007年04月30日
復活を誓った鬼の竿 【リメイク?】
あの日・・大殺界云々のトラバまで頂いた鬼の竿
4月10日夕刻・・【16:52】に、鬼の竿は手の中で力を失った。
ショックはあったが、不思議と「このままでは終わらない・・」という気持ちの方が強かった。
鬼の竿(ELESE)を復活させたい・・
正確には・・トラウト向けにパワーダウンしてリメイクしたい!
同じには出来ないだろうが、手の感触が近ければそれでいいのだ。
F0-60X → F(-2)-63X計画は、密かに密かに・・進行した。
4月10日夕刻・・【16:52】に、鬼の竿は手の中で力を失った。
ショックはあったが、不思議と「このままでは終わらない・・」という気持ちの方が強かった。
鬼の竿(ELESE)を復活させたい・・
正確には・・トラウト向けにパワーダウンしてリメイクしたい!
同じには出来ないだろうが、手の感触が近ければそれでいいのだ。
F0-60X → F(-2)-63X計画は、密かに密かに・・進行した。
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2007年04月14日
折れたロッドを考える 【カーボン破断】
折れまくるカーボンロッド
初めてロッドを折ったのは、2005年のBASS管理釣り場だった。
25lbPEライン(2号)を直結したタックルは過激なくらい強かったし、ロッドに表示された適応lb数をはるかに超えていた。
その日は2本のロッドを折ってしまった・・・、片方は使い込んだ2ピース、もう片方は使うのは2-3回目の4ピース。

折りすぎ??(笑)
この時は竿に対して過剰な力をかけたから仕方ないのだけれど、先日の王禅寺では6lb PEラインと4lbリーダーの組み合わせでも、そう大きくもないトラウト相手に F0-60X ELESEは「バキッ!」と折れたのだ。
初めてロッドを折ったのは、2005年のBASS管理釣り場だった。
25lbPEライン(2号)を直結したタックルは過激なくらい強かったし、ロッドに表示された適応lb数をはるかに超えていた。
その日は2本のロッドを折ってしまった・・・、片方は使い込んだ2ピース、もう片方は使うのは2-3回目の4ピース。

折りすぎ??(笑)
この時は竿に対して過剰な力をかけたから仕方ないのだけれど、先日の王禅寺では6lb PEラインと4lbリーダーの組み合わせでも、そう大きくもないトラウト相手に F0-60X ELESEは「バキッ!」と折れたのだ。
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