2006年07月04日
4X4 SVSの真理(スコーピオン1000Mg)
現在メインタックルで使用しているベイトキャスティングリールは、シマノ スコーピオン 1000Mg。今年に入ってから購入した。
●ギア比:6.2:1
●最大ドラグ力:4kg
●標準自重:175g
●ボールベアリング数:4個
●ローラーベアリング数:1個
●糸巻量:3号-100、3.5号-90m、4号-80m、5号-65m
●超軽量マグネシウム一体成型フレーム、超々ジュラルミンメインギア&メインギア軸で強度を持たせた軽量化を実現
●ベアリングはサビに強いA-RBを採用
●3つのSVSのON/OFFと4段階のダイヤルでのブレーキ調整を可能にするシステム 4×4SVSで16段階の調節が可能。
ほぼ10年ぶりに購入したリールだ。
前回(といっても10年前)は、カルカッタ50XTを一目惚れして購入したわけだが、今回は もうこれだろう!!って機能の目玉があった。
それは・・・
4X4 SVS という 遠心ブレーキ。
なんと!、遠心ブレーキがダイヤル調整できるというのである。
●ギア比:6.2:1
●最大ドラグ力:4kg
●標準自重:175g
●ボールベアリング数:4個
●ローラーベアリング数:1個
●糸巻量:3号-100、3.5号-90m、4号-80m、5号-65m
●超軽量マグネシウム一体成型フレーム、超々ジュラルミンメインギア&メインギア軸で強度を持たせた軽量化を実現
●ベアリングはサビに強いA-RBを採用
●3つのSVSのON/OFFと4段階のダイヤルでのブレーキ調整を可能にするシステム 4×4SVSで16段階の調節が可能。
ほぼ10年ぶりに購入したリールだ。
前回(といっても10年前)は、カルカッタ50XTを一目惚れして購入したわけだが、今回は もうこれだろう!!って機能の目玉があった。
それは・・・
4X4 SVS という 遠心ブレーキ。
なんと!、遠心ブレーキがダイヤル調整できるというのである。
今までのカルカッタ50XT、すごく気に入ってるし現役でもあるが、1つだけ欠点があった。
リールを開ける手回しのネジがゆるみやすいのだ・・・。
結局、ペンチで増し締めをするのだが、そうなると タダでさえ面倒なSVSへのアクセスが、更にペンチが必要になり、ブレーキブロックを変更したいときでも ついついメカニカルブレーキで済ませてしまっていた。
順を追ってカルカッタ50XTのSVSへのアクセスを追ってみよう
1. ペンチを準備して 2カ所のネジを半回転させる
2. 手で2つのネジを外れるまで弛める
3. スプールを取り出し、反対側にある SVSのブロックを爪で調整する
4. ラインを噛み込まないようにスプールを本体に収納
5. 外したハンドル側カップの位置を合わせて本体に組み合わせる
6. ネジを2カ所締める
7. ペンチで増し締めする (ペンチを元の場所に片付ける)
こーんなにやらないとダメなのだ・・。
スコーピオン1000ではどうか?
1. 左側のつまみをカチッと移動する
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・え?、こんだけ??
そうです・・・たったこんだけ。
フタ開けなくて良いのは、やっぱり親切だ(笑)
釣り場でバタバタしているときに、リールのフタ開けるのは 正直なところもう勘弁して欲しかったので、この機構については本当に素晴らしいと評価している。
ただ、SVSの効き具合が16段階というのはあまりよく理解していない(笑)
要は、外からアクセス出来る3つのブロックと、フタを開けて調整する3つのブロック、それぞれ0から3までの
4段階で調整が効くわけで、
4+4 と考えた方が
分かりやすいかも知れない。
フタを開けるのは釣り場ではしたくないから(笑)、フタを開ける方は 家でしてくるイニシャル設定と考える。フタを開けて調整する3つは、透明(出荷時装着)とグレー(重い方)の入れ換えも可能だ。
三ツ木左右衛門は、この3つについては 全てグレー(重い方)をONにしている。
ズバリ言うと、この3つが何故透明のブレーキブロックが出荷時設定なのか分からない。
誰でも最初は全部グレーにすると思う・・・ 何故なら・・・
なるべくフタを開けなくて済むように イニシャル設定は重いブロックで大ざっぱに設定して、外からダイヤル調整できる4段階(透明ブロックから変更不可)で現場での微妙な調整をすると思うから・・・
ま、買ったときに家で1回換えるだけだから、ブロック交換の練習と思えばいいけどね。
この設定で、遠投時はダイヤルは 1、向かい風時の空気抵抗の大きいルアーは 4 という具合に、4段階でも充分にカバー出来る。
キャスト時に手元のラインのふくらみが見える人なら ブレーキ調整はいとも簡単。あ、もうちょっと効いた方が良いな・・ と思ったら 1段ダイヤルをひねればいいわけだ。
175gという軽さもあり、疲れないし 小さいアタリも取りやすいし、特に欠点らしきものは見あたらない。
お値段が欠点と思う方は、少しだけ重くなるが兄弟機のこっちも見て欲しい。
ちなみに三ツ木左右衛門、自慢じゃないが右でしか巻けません・・・。
シマノ スコーピオン 1000
重さが230gになるが、4X4 SVS搭載機で機能、釣力、ベアリング数は全く同じ、値段の差を見て欲しい・・・
Posted by 三ツ木左右衛門【mickey_symon】 at 20:46│Comments(5)
│ベイトリール
この記事へのコメント
三ツ木さん、こんばんは。
出荷時のブレーキシューの件ですが、こんな話を
聞いた記憶があります。
店頭に並んでいるリールをお客さんがいじるときに、
クラッチを切ってスプールを回す方が多いのです。
その時に軽いシューならば「この回転ならよく飛びそうだ」と
お客さんの購買意欲が沸きます。
だから「シューの重い方をまず使うのが基本ですよ」とかの
説明書きが意図的に不十分になっているそうです。
出荷時のブレーキシューの件ですが、こんな話を
聞いた記憶があります。
店頭に並んでいるリールをお客さんがいじるときに、
クラッチを切ってスプールを回す方が多いのです。
その時に軽いシューならば「この回転ならよく飛びそうだ」と
お客さんの購買意欲が沸きます。
だから「シューの重い方をまず使うのが基本ですよ」とかの
説明書きが意図的に不十分になっているそうです。
Posted by インパクト at 2006年07月06日 04:32
インパクトさん、コメントありがとう。
でも、その話は昔の遠心かもね~。
なぜなら、SVSの場合、OFFにすれば ブレーキは利かないから・・・。
ただ、リール会社が昔の文化を引きずってそういう事していたら ベイトリールの市場はどんどん小さくなるのもうなずけますね・・・。
バックラッシュばかりで初心者がベイトから離れちゃうもの・・・。
今やスピニングリール全盛でちょっと悲しい三ツ木でした。
でも、その話は昔の遠心かもね~。
なぜなら、SVSの場合、OFFにすれば ブレーキは利かないから・・・。
ただ、リール会社が昔の文化を引きずってそういう事していたら ベイトリールの市場はどんどん小さくなるのもうなずけますね・・・。
バックラッシュばかりで初心者がベイトから離れちゃうもの・・・。
今やスピニングリール全盛でちょっと悲しい三ツ木でした。
Posted by 三ツ木左右衛門 at 2006年07月06日 11:26
あ、思い出したので追記です。
それと、ブレーキ設定の下手な人が多く
ブレーキをもっといじって欲しくて、出荷状態には
わざと軽いシューが着いている…とも聞きました。
メーカーさんの苦労の甲斐あって、
僕もカルカッタXT→コンクエスト→DCの機構になって
ブレーキ設定をいじる回数が増えてますもん。
>OFFにすれば ブレーキ
でもスプールの軽い方が回転数が上がりますよね?
メーカーさんも「スプールは何gまで削り込んだ」とか
謳ってますし。
>昔の文化を引きずって
まぁ、どこもお堅いメーカーばかりですし…(苦笑)
>スピニングリール全盛
エリアフィッシッングでのベイトタックルは各メーカーさんが
序々にリリースしているで悲しまないでくださいよ~。
それと、ブレーキ設定の下手な人が多く
ブレーキをもっといじって欲しくて、出荷状態には
わざと軽いシューが着いている…とも聞きました。
メーカーさんの苦労の甲斐あって、
僕もカルカッタXT→コンクエスト→DCの機構になって
ブレーキ設定をいじる回数が増えてますもん。
>OFFにすれば ブレーキ
でもスプールの軽い方が回転数が上がりますよね?
メーカーさんも「スプールは何gまで削り込んだ」とか
謳ってますし。
>昔の文化を引きずって
まぁ、どこもお堅いメーカーばかりですし…(苦笑)
>スピニングリール全盛
エリアフィッシッングでのベイトタックルは各メーカーさんが
序々にリリースしているで悲しまないでくださいよ~。
Posted by インパクト at 2006年07月06日 14:17
インパクトさん、またまた こんにちは
もしかしてDC持ってるのかな?羨ましい限りです(笑)
スプールが軽いと、回転も上がりやすいですし、弱いブレーキ力でもちゃんとブレーキが効くからバックラッシュは減りますね。
でもさ・・・、軽いスプールだと釣具屋でのスプール回転数は落ちるんだよね(笑)
メーカーの苦労も分からないでもないけれど、実投しないと結局分からないものだから、そういう機会が増えると良いなと思っています。
エリア向けベイトタックル・・・ 実は持ってなかったりして(爆)
あまり見かけないよね?使ってる人知ってますか??
もしかしてDC持ってるのかな?羨ましい限りです(笑)
スプールが軽いと、回転も上がりやすいですし、弱いブレーキ力でもちゃんとブレーキが効くからバックラッシュは減りますね。
でもさ・・・、軽いスプールだと釣具屋でのスプール回転数は落ちるんだよね(笑)
メーカーの苦労も分からないでもないけれど、実投しないと結局分からないものだから、そういう機会が増えると良いなと思っています。
エリア向けベイトタックル・・・ 実は持ってなかったりして(爆)
あまり見かけないよね?使ってる人知ってますか??
Posted by 三ツ木左右衛門 at 2006年07月06日 15:40
度々、こんにちは。(笑)
>軽いスプールだと釣具屋での~
そーなんですか!
勉強になります。。。
確か、上記の話は村田基氏の意見で
「それくらいは鵜呑みにしても平気だろう」と
記憶していたモノです。
>エリア向けベイトタックル
僕も使っている方を知りません。(苦笑)
お役に立てなくて…。
ナイターが多いのでエリア用かは未確認ですが、
ベイトの人はたまに王禅寺でも見掛けますよね。
(今の時期より1stポンドの時期によく見掛けます。)
余談ですが、シマノは互換性ナシと言っていますが
コンクエスト50なら50Sのスプールが装着だけなら
可能だそうです。
機能は???ですが。
>軽いスプールだと釣具屋での~
そーなんですか!
勉強になります。。。
確か、上記の話は村田基氏の意見で
「それくらいは鵜呑みにしても平気だろう」と
記憶していたモノです。
>エリア向けベイトタックル
僕も使っている方を知りません。(苦笑)
お役に立てなくて…。
ナイターが多いのでエリア用かは未確認ですが、
ベイトの人はたまに王禅寺でも見掛けますよね。
(今の時期より1stポンドの時期によく見掛けます。)
余談ですが、シマノは互換性ナシと言っていますが
コンクエスト50なら50Sのスプールが装着だけなら
可能だそうです。
機能は???ですが。
Posted by インパクト at 2006年07月06日 18:34
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