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2007年03月28日

桧を研ぎ出す自作ミノー 【制作過程#2】

背中の丸みを付ける作業
平面形状がきちんと出来たら、いよいよ立体的に削る作業になる。
最も繊細さが要求されるカットの段階・・・。

ここでカッターの刃を取り替える!(笑)

切れない刃では、段々になってしまって上手く削れない。
ここではカッターを持つ手は、ふわっと筆を握るようにしていたい。

桧を研ぎ出す自作ミノー 【制作過程#2】

ここから始めていこう・・。

木目に逆らわないこと
少しやったことがあれば解るだろうが・・・、木目に逆らって削ると刃が深く入って一発で失敗してしまう。

削るに適した向きを考えないとダメ!

矢印方向に削るのは問題ない。
多少難しくても木目に逆らわないで削る方が失敗はしない。
背中の位置は木目が関係ないように見えるが、刃が真っ直ぐ入るために「割れ」を起こしやすい。
うす~くうす~く削り込んでいくことになる。

桧を研ぎ出す自作ミノー 【制作過程#2】


気にして欲しいのは削る勾配!
恐らく大抵の方が45度に削り込んでいくと思う・・・。
しかし、これは野暮ったくキレがない造形になってしまうことがほとんど。

タマゴのとがった方みたいに「強い勾配」で削ってやらないと、思った以上にデブになる。
60度くらいかな??
【最初の写真】
桧を研ぎ出す自作ミノー 【制作過程#2】

背中全面削り込んでいくと・・、こんな感じ。

桧を研ぎ出す自作ミノー 【制作過程#2】

最初は厚めに長く削れても、段々うす~~くしか削れなくなる。
中央の残った部分は、1.5mmくらいか?
真っ直ぐに仕上げたいが、コレが精一杯!(笑)

ここを真っ直ぐ仕上げるのには、400番くらいのペーパーで「平面を研ぎあげる」のが一番確実。

カッターで削った傾斜面が分かる写真。

桧を研ぎ出す自作ミノー 【制作過程#2】

頭とテールは一旦60度くらいで落とした後に、更に削り込んでいるのが分かると思う。


いよいよサンドペーパーで丸くする
240番くらいの空研ぎペーパーで角を落とす作業。
角を落とすには、そのラインと平行にしちゃうと角は全く落ちない(笑)
直角でも隣との差が出すぎてやりにくい。

ラインに対して斜め45度方向からシュパーっと掛けていく。

桧を研ぎ出す自作ミノー 【制作過程#2】

横面だけをペーパーで角落とししたモノ。
背中はこれから。

両横面を滑らかにできたら、いよいよ背中。

ミノーを回転させながら(反時計)、サンドペーパーは曲面を描くように・・これまた斜め45度で!

桧を研ぎ出す自作ミノー 【制作過程#2】


仕上がり
ここまでの作業で出来上がるのがコレ!

桧を研ぎ出す自作ミノー 【制作過程#2】

桧を研ぎ出す自作ミノー 【制作過程#2】

すっかりルアーっぽくなったでしょう??

自分の削ったルアーの元を「舐め回すように」見て欲しい!!(笑)
思い入れの強いルアーの方が、絶対綺麗なカタチになる。
出来れば抱いて寝るくらい!!(笑)

最初から大量生産する必要はない。
ここで惚れ込めなければ、また別のカタチを削ってみよう。


腹のライン
とにかく気に入っているミノーのシェイプをよーく見て欲しい。
微妙に腹が凹んでいるハズだ。
ここのラインは動きを決定づける大きな要素になる。

なだらかに湾曲させれば、尻下がりのシェイプになって傾向として「ロールが増える」し、角張った所を丸くしていけば「ウォブリング」しやすくなる。

しかし、ここはテストで調整できるくらいに、ビミョーーーーに気持ちだけペーパーをアテておくのが良いだろう。ここには少し秘密があるから・・。

※ この状態でコーティングしないでくださいね!(次の第3回が出来ません)





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Posted by 三ツ木左右衛門【mickey_symon】 at 19:35│Comments(8)あほあほルアーPJ
この記事へのコメント
うぉ。
自分の記事が恥ずかしい・・・・・。
詳しく書いてありますね。
確かにやってるときは色々考えながらやってるんですけど。
いざ、記事にすると・・・・・。
すっかり。
Posted by こぼ at 2007年03月28日 19:54
こんにちは!
第2回ですね!
ぜんぶの記事が終わったら
読み返してぼくも自作をしてみます!
今回も三ツ木さんのすごさを実感!!
でも、両手でサンドペーパー掛けてるのに
写真のシャッターは誰が切ったの?(セルフ?)
などと細かい事も気になるがまでした!(^^;
Posted by がま@チョット一息! at 2007年03月29日 15:37
油断してました…。
いつの間にか第2回目、さっそく見させていただきました。
凄いですね。私もブログをつけ始めましたが、こんなにも詳しくは無りっすよ。
まさにリスペクト!YO!YOですわ(笑)。

私、今回のミノーは、OSPの阿修羅みたいな平面がメインのミノーかと思いましたが、なんと、市販のミノーらしく、曲面が多いのを作るんですね。
これにはびっくりしました。

はたして、私に作れるかどうか不安ですが、チャレンジします。
ついていきます!!!
Posted by もえび at 2007年03月30日 00:11
遅くなってすみません!m(_ _)m


*** こぼりさん、こんばんわ

いやー、ココに来て凹まないで~(笑)
先は長いぞーーー!はは


*** がまさん、こんばんわ

>でも、両手でサンドペーパー掛けてるのに
>写真のシャッターは誰が切ったの?(セルフ?)
あっ!いつも念写しているのがばれてしまった!!
写真を綺麗にするコツが念写です!(大嘘)

でもさ~、次回を読むと・・・恐らく作りたくなるハズ(笑) ・・・次回は、なんと!スイムテスト可能な状態になります。(マジ)


*** もえびさん、こんばんわ

60度に切り落とすのは難しいかも・・・。
こうやって基準位置を作りながら削ると、ペパーがけが少なくなる分だけ同じカタチが出来るのが良いところです。

丸みを付けると、元の平面から印象が変わりますよ~(笑)
Posted by 三ツ木左右衛門 at 2007年03月30日 00:32
こんばんは、三ツ木左右衛門さん。

60度の壁、大変に厚いです!!
でも、段々とうまく削れてるような気がします。

早く三ツ木左右衛門さんに、うまく削れたミノーをお見せできればと思っています。

それにしても、ヒノキは、硬いです。
指が痛い(泣)。
Posted by もえび at 2007年04月23日 23:30
*** もえびさん、こんばんわ

見にいきました。
上手くなってきましたね~。
立体をイメージするのって意外と難しいですよね(笑)

大抵は削り込めずに、もさっ!となるのですが今回のは来てますね!!

ヒノキの硬さはカッターで加工できるギリギリですね。
だから、うすーくうすーくが基本です。

次行きましょうかね!!!
Posted by 三ツ木左右衛門 at 2007年04月23日 23:47
ぜひ、次をお願いします。
舐めれるルアー(笑)の動く姿が見たいです。
Posted by もえび at 2007年04月25日 00:35
*** もえびさん、こんばんわ

制作と記事書きしますので、少しお待ち下さいね。

シンカーホール、ヒートンの穴、リップ溝、リップ仮付け、笑えるほど簡単なスイムチューン!なんて感じですかね?
Posted by 三ツ木左右衛門 at 2007年04月25日 00:46
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