2006年07月26日
フィッシュオン王禅寺 7/23
遅くなってしまったが、7/23の釣行記。
自作クランクベイトの話をしながらじゃないと書けない内容だから、遅くなるのも致し方ないか?
今回の釣行の目的は、
1. クランクベイト試作壱号機のテスト
2. エアノスのフライホイール
3. ワカサギレンジャー向けのフック
4. やわらぎ(ベイト)のテスト・・・(これは現地で急に)
と、こんな感じ。
クランクベイトやフライホイールのテストは、動きがダメなら早々に終わるから、項目は多いけど3時間もあれば充分な内容だろう。
自作クランクベイトの話をしながらじゃないと書けない内容だから、遅くなるのも致し方ないか?
今回の釣行の目的は、
1. クランクベイト試作壱号機のテスト
2. エアノスのフライホイール
3. ワカサギレンジャー向けのフック
4. やわらぎ(ベイト)のテスト・・・(これは現地で急に)
と、こんな感じ。
クランクベイトやフライホイールのテストは、動きがダメなら早々に終わるから、項目は多いけど3時間もあれば充分な内容だろう。
現地で釣り券を購入するとき、思いも寄らない申し出があった。
「発売前のやわらぎ(ベイト)をテストしてみますか?」
と、いう嬉しい内容。
インプレ含めて記事にも丁度良いし、是非にとお願いしました。
これは後で書くとして、そう、クランクベイトのテストから行きましょう♪
まずは普通に少し遊んでから、トラウトの反応を見ておこう
・・・スプーンで(弱気)
竿が曲がっている人はほとんど見かけないし、渋い様子・・・。
すぐにスプーンを諦め、クランクベイトのテストにかかる。
以下は、テストの成り行き・・
1. クランクベイト試作壱号機のテスト
まあ、風呂場で試したのと同じ泳ぎで壱号機の役割は果たせそう・・。
ラインアイを微調整して左に傾くのを治す。
壱号機の泳ぎは正直言って魅力的ではない(爆)
単純なウォブリングのみで、球体を中心に規則的に振れているだけだ。
釣り人からは、玉が自分に向かってまっすぐ向かってくるようにしか見えない。
(ちゃんと動いてはいるが、中心が出ているので止まって見える)
壱号機の目的は、その初動動作を確認して 低速でのアクションの立ち上がりを見ることと、高速域での安定性の確認だ。
そして、少しずつ欠点が見えてくる・・・
クランクベイトとしてリヤヘビーは致命的な欠点になることがある。
浮き角が上を向いているとアクションが始まらない、つまりアクションの立ち上がり(初期動作)が悪くなる問題。
今回テール部分に使用した フリープラスチックは水よりも重い。
それを考慮してリヤウェイトはかなり小さくしてはいる、今のこの単調なアクションならば初期動作は問題はないが、今後ロールの動きを入れるときには、リヤウェイトを更に後方に持って行くことになるので、このままの材料(マテリアル)では初期動作は悪くなるだろう。
テール部分のマテリアル変更は絶対条件になる事が分かった。
高速の安定性については、やはりこのアクションなら問題ない。
しかし、設定自体をスローリトリーブ向けに振っているだけにアクションの速度が速くなりすぎて少々宜しくない。
ロールアクションを入れたときに破綻するのは目に見えているから、ウォブリングの設定も一番軽いところではなく少々重さを与えるべきだろう・・・。
球体をベースにしていることで、引き抵抗が大きいから、今後ボディー側面を少し削ることで抵抗を減らし、喰わせる速度域を上げられるようにしたい。
試作弐号機にいくつかの課題が出来たところで、壱号機のテストは終了。
沢山追っては来るが喰わないし、抵抗が大きすぎて設定の速度レンジが思ったよりも狭いので釣るには至らなかった。
2. エアノスのフライホイール
今回はフリープラスチックが外れないように、強度を上げて臨んだ。
結果から言うと、巻きアワセの時にまたしても外れた(笑)
そして、・・・更に強度アップを謀る。
脱着は少々力がいるが、巻きアワセくらいでは外れなくなった。
脱着はカチャン!とはまって完成度も増した感じがする。
しかし、形が段々不気味になるのは・・・、これではまるで
部分入れ歯だよね!(笑)
で、実はエアノス側に巻きの硬さをかなり軽減できる方法が見つかったので、フライホイールはここでお蔵入り。
3. ワカサギレンジャー向けのフック
DAIWAレイブに元々装着されているフックと、VANFOOKのエキスパートフック#8を比較する形で進行。
結果は、ワカサギレンジャーにはエキスパートフック!という結論になった。
竿が柔らかすぎて、少しでも太いフックは刺さりきらないみたい。
触れただけで刺さるという感じ・・・。
竿が柔らかいので、皮一枚でも身切れしない。
大きめのサイズが放流されたようで、それがかかると竿が C の字を描くほどだった。これも皮一枚。
この日は 凄く混んでいて両隣を子供に挟まれ、ラインがクロスするのをかわすのがかなり大変だった。ファイトも普段とは違い一気に寄せないと、ラインクロスしてキャストされればひとたまりもない・・。ラインはナイロンの2lb。
そういえば放流の直後に左隣の子供(小学校低学年かな)が言った言葉が印象的だった。
子供:「パパ!みんな赤と黄色のルアーを付けてるよ!!」
. o O ( 観察力に長けた子供だ・・・)
子供:「右の人(三ツ木)も、そのまた右も、・・・釣れてる人はみんな赤と黄色だよ!!」
. o O ( 正確には赤金なんだが、それは彼が調べて知ることだろう・・)
子供:「パパ!赤と黄色のルアーないの!!?」
三ツ木的には、この子は 釣りたい気持ちも強いし周囲も観察するし、きっと近い将来バカスカ釣る釣り師になると予感した。
すぐに諦めたりふてくされる子供が多い中、こういう子供は印象に残る。
4. やわらぎ(ベイト)のテスト
やわらぎに合うラインを巻いたリールがないので、少々というかかなり苦戦・・。
この竿は近く 雑誌の取材を受けるとのことで、
「絶対に折らないでね!!」
という、条件の下 貸し出してもらった物なので無理は出来ない。基本的にペナペナのグラスロッドだが、トラウト用にシェイプアップされた感じがある。
自重はそれほどではないが、竿の反応が緩やかな(カーボンと比べて遅い)ため、竿を振ると曲がる分だけ重みを感じる。
キャストは軽く振っても力を入れて振っても飛ぶ距離にほとんど違いがない。
広いところで振り回すよりも、狭いエリアフィッシングでかる~く振る方が向いている感じがする。
スパイラルガイドが付いていることからも予想できたが、竿でアクションさせないリトリーブに特化した竿という感じは強い。
2g位のスプーンがこの竿で振るルアーになりそうだが、こちらのリールにはPE+生分解の4lb(1.5号)が巻かれているのでスプーンは投げなかった。
・・・・極々小さなミノーでテストしてみた。
魚が掛かったときの竿の感じを見たかったのだが、ラインの思惑と竿の思惑が違うためかなり苦戦・・。ミノーで一匹かかったヤツはしっぽにスレ掛かりで相当に引いてくれた(笑)が、竿の感触をインプレするには情報不足。
もし次回テストすることが出来れば、細いナイロンラインでテストしてみたい。
1万円程度で販売が予定されているとのことで、興味のある方はフィッシュオン王禅寺のクラブハウスで聞いてみると良いだろう。
テスト三昧な釣行でしたが、ほどほど釣れて楽しく遊べました。
次回はもう少し自作ルアーも持って行けるでしょう。
今日はここまで!
Posted by 三ツ木左右衛門【mickey_symon】 at 17:21│Comments(0)
│FISH-ON! 王禅寺
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