不完全なバイトが外掛かりに？？それって本当？？
スプーンで釣っていて外掛かりが多くて「おおっ！」と思う日もあった。外掛かりこそがアワセが決まっているような風潮もあるが、それは本当だろうか？

ずーっと疑問に感じていたことだ。

その疑問に答えを出してくれそうな一枚の写真・・・。


外掛かりに関する現実的な解答は、もしかしたら・・・。

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この日は、プラグのベリー(腹)に喰い付く個体が多かった。

テールに喰ったのは1尾のみ！もちろん上の写真の事ではない。
上の写真は、分かりにくいかもしれないが、ベリーのフックがラインアイに絡んでいるところに注目して欲しい。



このルアーは、針を結んだPEが長すぎて、ラインアイに絡むトラブル(といっても微少)が多発したのだが、テールのフックが下あごの外から掛かっている。
同じようなことは、何度か起きたのだ・・。

要は、こう言いたい・・。

ベリーに喰いに来て、

　　テールのフックが外かがりした！

スプーンでもスティックでも、テールにしかフックが付いていないルアーの場合は、ネットに収まった魚が「ルアーを咥える」アタックをしたのか、その位置関係を見て欲しい。

大抵の場合は、ルアーを咥えられる位置関係に「口とルアー」があるのではないだろうか？




どちらもスプーンの写真だが、フックではなくボディーにアタックしていると考えても、この手の外掛かりの説明に無理は感じない。

外掛かりが多い日は、本当に外掛かりばかりだし、それがテクニックによって起こっているとは思えないのだ・・。もしテクニックで外掛かりになるのなら、あまりに波がありすぎる・・。

プラグを使う人は、ベリーのフックに喰い損なって、テールのフックが外掛かりになっていないかよく見て欲しい。プラグをやる人ならよく知っていると思うが、ベリーに喰うときは、出方が派手で喰いも深い。

外掛かり=不完全なバイトを取れた・・とは、ちょっと思いがたい・・というのが、今のところの個人的見解なのである。