何ヶ月か前にDAIWAのベイトリールを中古で買った

その目的は、・・・マグフォースVを使ってみたい！
10年ちょっと前に、SHIMANOのSVSタイプのベイトリールを買ってみて、そのブレーキの効き具合の違いに驚き、急にDAIWAに興味が無くなったことは遠い昔の話だ。

そう、マグはモターーーっとした感じで、フィーリングは圧倒的にSHIMANOの遠心ブレーキ(SVS)の方が良かったから・・。

釣りを再開してSHIMANO スコーピオン1000Mgを購入したものの、やはりDAIWAの新しいMAGブレーキ=マグフォースVは気になっていたのです。

ヤフオクで落としたのは、コレ、リベルトピクシー2004



さあ、試してみようじゃないの！

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コレを試した時に最初に結んだのは、7センチFミノー(重心移動)だった。

シュッパーーッとラインが出て行く。

おおおぉぉぉぉーーーー、昔のマグと違ってモッタリ感が少ない。

高回転側で昔のMAGよりブレーキが強く掛かっているが、低回転側では逆にブレーキは弱め！

いいじゃん！！！

・・・ま、良かったのはここまで。

ありり？(笑)


ダイワ(Daiwa) シルバークリーク　プレッソ（ＳＣ　ＰＲＥＳＳＯ）【ベイトリール】

なんで、トラウト用のこっちがマグVでなく 昔のMAGなのか・・・
理由があったのだ・・・。


7センチミノーを振り抜くならマグVはそこそこ使える。
だけど、トラウト用の3g程度のクランクを投げたところで、マグVは単純なMAGに早変わりする。

えええぇぇぇ～～～！と言う方、下のグラフをご覧アレ！



X軸が回転数、Y軸がブレーキ力、またも見にくいグラフで申し訳ないが・・・。
マグVの売りである V字曲線は、


ある回転数に達しないと始まらない

・・・と、思う、ってかそう感じた。

つまり、ある程度の重さのルアーを振り抜かないと、カンケー無い！！

その回転数に達しない限り、ブレーキ力は立ち上がってこない。
. o O ( 遠心SVSは立ち上がり回転数も変わってくれるが・・)
さらにマグVの仕掛けの分だけ重くなるスプールが軽いルアーを投げるには気分的な何かが違う(笑)。

仕掛けはこうなってる。



回転数が上がったときは、ブレーキが飛び出す。



何もしなければ、こう・・。



飛び出し具合の違い、わかる？？


遠心のブレーキの効き方は、こんな感じ。



重ねてみれば、使ってる人なら違いは分かるだろう。



お試し感覚で購入したが、軽いルアーを遠くに飛ばすことに関しては不得手に見える。
もちろん重いルアーなら マグフォースVの恩恵もあるし、出来自体は悪くない。

投げる目的以外の「リトリーブ」のスムーズさに関しては、スコーピオン1000Mgよりこっちが上、・・・単純にベアリングの数が違うせいだけど・・。
ただ、スピニングリールと違ってベイトリールには、実際のところ巻きのスムーズさなんてある程度以上の物なら、あんまし関係ないから、「だからどうした？」と言われれば返す言葉もない・・。


ZPIのＭgスプールなんかを付けると、VじゃないMAGにもなるけど・・・

ダブルハンドのビシッとした竿で、7cm以上のミノーをビシビシやるなら、SVSよりはこっちかもしれない。
今のところ、フィッシュオン王禅寺にはイワナ系もイトウも入っていないから出番は無いけど、シーズンが来たらきっと使うと思います。

というか、BASSをやるなら巻物にも使うと思うし、充分な性能。
管理釣り場のトラウト狙うなら、PRESSOの普通のMAGの方が もチョット飛ぶんでないか？と思います。