お部屋性能向上委員会の皆さんこんばんわ！(爆)

委員長の三ツ木左右衛門ですっ！！ m(_ _)m

今日は、偽りのスムーズさの追求について・・・

これって、・・そういえば前に自分でやってたな・・・

ギヤや摩擦部分で出てないスムーズさをカバーする方法があるのだ・・。
それは、アーム(ローター)のフライホイール効果を上げること。

以前の実験はこちら

釣具店で触れた折、これは！？もしや？ と思うものはいくつかあったが、正確に検証したことはなかったからこれは良い機会だ。



これって重いと思いますか？

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比較対象が無くては分からないよね・・・。

こちらは、'05エアノス1000のローターの写真。



こちらは、38g。 ということは28gの差。
比率で言えば、 38/66x100 = 57.5....％

どういう事かというと、回転エネルギーを重さのある回転部品で受けると、一定の速度を保つ力が生まれる。
これが、フライホイール効果。

ガクガク引っ掛かるような部分を、

　　乗り越えるのに効くのだ！(笑)

試しに、こういう事をやってみた。



ローターを外して組み直し、フライホイール効果を無くした状態でハンドルをゆっくり廻してみる・・・。
すると・・・、

今まで微妙だったゴリゴリ感が、

クッキリ分かるようになった。

同じ事は '05エアノス1000にも言える。
だからフライホイールを装着してゴリゴリ感を消そうとしていた。

ちなみに、フライホイール装着時の重量は、



62g・・・、第3勢力と非常に近いことをしていたことが分かる。


こういった偽りのスムーズ性能(ごまかし)から消費者を守る方法はあるのか？

やはり消費者自身が見極めるしかないだろう。

しかし、方法はないこともない。

逆転ストッパーをOFFにして、ハンドルをゆっくり往復運動させる。
この時、ハンドルを動かす距離は 2cmくらいが良い。
グリグリ廻しちゃだめよ！分からなくなるから。

あくまでもゆっくりゆっくりじわっと・・・、

正転←→逆転 が切り替わる時の

　　手にかかる重さを感じて欲しい。


ところで、一定回転を保てるのなら 管理釣り場のトラウトを狙うには良いのではないか？という疑問もあるだろう。

やってみた感じからすると、トラウト狙いのスローなリトリーブでは、フライホイール効果はあまり期待できない・・・。
マイクロスプーンのような引き抵抗が小さいルアーだと、糸のたるみ加減を調節するような引き方になるのは知っての通り。
すると、風や波、竿の位置の関係で、実はリトリーブは一定ではなく、止まりそうになったり少し巻いたりを繰り返している事に気が付いた。
ローターが重いと、この加減速が非常にやりにくくなる。
三ツ木左右衛門は、現在このフライホイールは使っていない。

投げ釣りなんかで魚掛かったら ガーっと巻くんなら良いけど・・・、マイクロスプーンのスローリトリーブには向いてないと思う。

最後におまけ。

バランスの話・・・フライホイール効果はともかくとして、バランス取れてないとガクガクしますよね？
で、思ったのがラインローラー・・・。




ここにベアリング入れていくと、やっぱ重くなるの？？

こちらの'05エアノス1000は、この部分はブッシュのままだけど、ローターのバランスをとってみたらラインローラー側の方がチョット軽かった。



速く巻いたときに違和感があって調整したんだけど・・・。

もしかしてベアリング入れたらバランス取れちゃったりして！(笑)
やってる人 コメントよろしく！

※ 画像の第3勢力のメーカー名はコメントに書かず胸の内に！