スーパーの魚皮を貼る 【魚皮貼りPOP-R】
ワッペン@kioさんのコメントに出てきた「魚皮貼り」の話
頭の片隅に残っていた・・・。あの時は、
あー言ったが(笑)それほど魚を惑わすことが出来るのか?興味が無いわけではない!(笑)
とはいえ、釣具店で見る魚皮には、そこに行くまでに自制心が働くせいか?何故か購入には至らない。
逆に、スーパーのおさかなコーナーの片隅で突然の遭遇をすると、押さえきれない何かが買い物カゴにそれを直行させた。
不意に見つけた POP-R P50サイズの魚皮・・・、それは・・・
それは、ししゃも・・・(笑)
こいつをくり抜いて、そこにPOP-Rが収まったら??(笑)
今回も試作品は、この透明POP-Rで作ってみる。
口の透過赤以外の色を落とし、表面のレーベル特有のモールドをペーパーで落とす。
目の部分はルーターで削った。
組み合わせる前にサイズを再確認!
くり抜いて埋め込むには良い感じでないかい?!(笑)
キッチンのまな板の上で「調理?」開始
カッターで微妙に3枚に開いていく・・・生のまま。
スプーンを使って身をこそぎ取っていく・・・。
「漁師さん、泣くぞ!」
これは、嫁の声だ(笑)
皮だけぴろっと剥いでもくるくる丸まってダメだった。
まな板に皮が張り付くようにもう一度チャレンジ!
・・そして、・・3匹目でようやく成功。
背ビレを残したのがリアル?(笑)
部屋で乾かして、ハサミでカットし整えていく。
ししゃもは皮が薄く、色はあまり魚的にはならない。
それはラッカーを吹いたときに分かった。
すーっと透明になる。・・・まあ、コーティングとしては染みこんだ方が良いからいいんだけど。
試作品はこうなった!
【clickで拡大】 . o O ( テール付近がアマイな)
腹付近のグアニン箔(銀色)は微妙ながらも残している。
背中の感じを見て欲しい。
本物っぽいモノは早引きしても大して効果を感じないことが多いが、ポーズを入れたときの反応が違うのは、フライのルースニング(浮き釣り)でも実証されている。
もしかすると、ポーズで喰わせるトップウォータープラグは、このようなリアリティーが凄く有効かも知れない。
・・・ただね、引っ掛かるところはある。
色やアクションのパターンを飛び越えて、釣れるだけのルアーになると「管理釣り場」のチビニジ相手では明らかにオーバースペックだろう。
アングラーが釣ったんじゃなくて、ルアーが釣ったとでもいうべきか・・。
まあ、そんな心配は無用かも知れないが、自分の中で作り師と釣り師の2人がせめぎ合う葛藤が、こういうリアル系ルアーには確かに存在するのだ。
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